何の数字かお分かりでしょうか?
アメリカの罰金と中国の罰金です。
事案が異なりますし、この金額差を持ち出して、「中国は優しい」と言うつもりはありませんが、「アメリカは厳しすぎる」と言いたい。何か不手際があると、億単位のお金を泥棒没収する。アメリカで事業をしていない企業からも、没収します。
私のメインバンクでもあるHSBCは、トヨタの8倍。このお金は誰が使うのでしょう。さすがアメリカ警察…
アメリカでも事業を営んでいた頃、法の解釈の相違を回避するために弁護士(弁護士事務所)を複数持つことに…Cost Too Muchでした。それ以外にも色々あったのですが、自らの非は認めたとしても、それが仮に誰にも被害を及ぼして無くても罰金が莫大になる。トヨタの場合も、もちろん悪いのはトヨタなのですが、187億円って北米の営業利益(2706億円)の7%に相当します。
187億円稼ぐの、どれだけ大変か…まさに鬼。
中国の罰金800万円は逆に安いなぁと思うのですが(笑)、もしアリババを潰し、ジャック・マーを拘束して財産没収するならこの機会にやるべき。それをしなかったということは、そもそもそのつもりがないということか、または徹底的に調べ尽くして身ぐるみを剥がすかのどちらかです。そう、あの安邦保険集団の時のように…
呉小暉元会長は記載の通り禁固刑18年、そして全財産が没収されたと聞きます。
どの国にいようと、悪いことはしてはダメですね。ただ意図的なことではない場合、情状酌量の余地はあると思うのですが…トヨタかわいそう。
今日は事業ライツでレベニューシェア出来ないか打ち合わせ。売上に対して何%もらえば良いのでしょう…数字を提案して欲しいと言われたのですが、全く思い浮かばず。例えば売上1億円だとして、10%もらうと1,000万円。ただ、純利益が仮に1,000万円だとすると、それに相当するコストを私が貰い受けることになり…忍びない。
じゃぁ、3%が良いのか…1%が良いのか…判断がつきません。逆に「事業計画書を見たい」と言ってみたものの、それを見て判断したら「足元見てる」と思われないかなぁと心配したり。田舎育ちの小心者は交渉事が苦手でして…早く引退したいです。
私の中では3年間はレベニューシェア、4年目にバイアウトオプション。その頃にバリュエーションがバズってて欲しいと思うわけです。