ZUUMA|直感投資と戯言

直感投資家。チャートも見ますが時事ネタ等から直感で動くスタイルです。記事は話半分以下でお読みください。キングダムの考察はnoteで更新中。https://note.com/kazugaga

「バカ直感」と「直感力」

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今日のテーマは「直感」です。ブログのタイトルにもありますが、「直感投資」は誰もが大反対する「絶対にやってはいけないこと」とされています(笑)。

 

あのウェルスナビCEOの柴山さんも、大反対。

 

私のブログタイトルを見て、記事を見ずに去る人が少なからずいらっしゃると思っています。

 

でも、なぜ私がなぜ直感投資でリターンを出しているのかは、誰も説明することが出来ません。この直感の秘密に迫ってみたいと思います。

 

 

大前提として、私の事業におけるポリシーがあります。誰もが耳にしたことがあることです。

 

「マニュアル通りにやっても結果は出ない」

 

語弊があるので正確に言いますと、マニュアルである程度の結果は出せます。ただ、誰もなし得ないような大きな結果を出す場合、マニュアルを超越しないと無理です。

 

同様に、投資においても同じポリシーがあります。

 

「ロジック通りにやっても大成功しない」

 

経済学部を出て、経済書を読み、投資手法を学び、投資スクールに通い、日経新聞を読み、上手くやっている投資家をSNSでフォローしてみましょう。果たしてそれで結果が出るかどうか、やってみてください。

 

もちろん、結果は出ると思います。ただ、大きな結果を出す場合、これらを超越しないと無理です。なぜなら、そういう人たちの実力・思考が均一化するからです。

 

私が言う直感とは、マニュアルやロジックを無視しろ!ということではありません。それらを越えた先にある直感です。学ばずに希望的観測で適当に判断する直感をバカ直感、色々と学んだ上でその先にある閃きに繋がる直感を直感力と呼ぶことにします。

 

直感力と書いた通り、「力」です。能力です。能力は伸ばせます。この人間が本来持つ直感力に蓋をしてしまうと、本当に勿体ない。

 

直感投資は危険だ、と言う方々は、バカ直感のことを言ってます。直感力とは別物。

 

自分が料理人だとしましょう。いろいろな基礎レシピを学び、一流レストランで学び、自分でお店を出します。そこから、「あっ、肉をこうすればもっと美味しいはず!」という直感が生まれます。それを試行錯誤するうちに、オリジナルの創作メニューが出来る。創作パターンがいくつか出来る。基礎をすっ飛ばして、オリジナルの創作メニューに至ることはほとんどありません。こんな感覚です。

 

この直感力に、定量化可能な証拠を見つけ出すことが出来ないため、否定する人が多いのだと思います。でも、私が知る限り、上手くいった経営者のほとんどが「閃きに近い直感」で意思決定してる経験が多いのです。

 

それは、経験と学習に裏付けられた直感力であり、バカ直感ではありません。

 

www.psychologicalscience.org

 

上記のリンクにも、「直観力のメカニズムは練習で改善できる」という記載があります。

 

話を戻しましょう。

 

もし、投資のマニュアルやロジックで成功するなら、全員勝てます。経済学部を出れば、全員投資家になれます。でも、なぜそうならないのでしょう。直感を否定する人は、勝てるのでしょうか。AIであれば勝てるのでしょうか。逆にロジックを否定する人は、勝てるのでしょうか。

 

どれも正解ではないと思うのです。1つのファクターだけで投資は上手く行きません。1つの栄養素だけで健康になれないのと一緒です。

 

まとめです。

 

直感力とは、実践の繰り返しによる経験で磨くことが出来ます。投資においても、事業においても。その間、何度も何度もメンタルが真っ二つに折れかけますが…崖っぷちで踏みとどまり、そこで得られる経験が、直感力の精度・レベルを上げるものだと思います。直感力は唯一無二の判断材料ではなく、1つのファクターであるというだけですが、捨ててしまうのは大変勿体ない。

 

とは言え、大勝負に出ると再起不能になりかねません。チャートは一直線ではありませんし、どんな場面でも負けることがあります。資金管理だけは直感ではなく、綿密に。

 

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