WSJによると、外国人直接投資(FDI)で史上初めて、中国がアメリカを抜いて世界1位になったようです。
下記はYahooの記事。
中国が好きな方は大喜びしそうですが、まだまだ総ストックではアメリカが上のはず。また、アメリカ経済の落ち込みが酷かったので、結果的に1位になったというだけ。今分かっていることは、中国は今後も伸び続けることと、アメリカは1位に返り咲いたとしても中国にちょっかいを出し続けるということです。
WSJの記事で面白いと思ったのが下記(日本語に翻訳します)。
2020年の投資額は、長い間米国に支配されてきた世界経済の中心へと中国が移動していることを強調している。
中国が一気に金融市場のキャップでアメリカを追い抜くことはないと書いてきましたが、その鍵を握っているのが通貨の流動性です。そう、御存知の通り「入れたら出しにくい」のが中国なのですが、にも関わらずFDIがこれだけ伸びたということは…とある何かに期待しているわけですね。
完全に私見ですが、中国のプラットフォーマーが、今の収益でとどまることはないと思います。今年は共産党結成100周年で、国内外に中国の繁栄を誇示しなければなりません。
あぁ、これ書いたのもう昨年の10月なんですね…光陰矢の如し。
中国国内においては、Covid-19の再拡大は是が非でも抑えなければならないですし、政治的混乱も避ける必要が出てきます。アメリカは中国を悪者にしたいので、誰が指示してるのか分かりませんが昨年から引き続き台湾や中国沿岸部に偵察機を飛ばし続けています。政権が変わっても、やってる。調査団が中国訪問中でも、やる。
これは今朝、米軍偵察機USAF U-2S(AE0962)が台湾に接近したところです。
中国が台湾を守るのは当然ですし(Chinese Taipeiだから)、アメリカの傀儡にさせてはいけない。メンツもある。アメリカが継続的に偵察機を飛ばしていることも、警戒しなければならない。アメリカは「中国が台湾の民主化を妨げている」ことを大義名分として、威嚇し続ける。
どっちもどっちなのですが(笑)、アメリカのこういう動きは日本で報じられません。中国が一方的に尖閣諸島近くまで行ったとか、台湾を監視しているとか、支配を強めている…というニュースに終止します。
物事には多面性があり、アメリカの立場、中国の立場で考えることが重要です。どちらが良い・悪いを決めるものではなく、真の国際感覚を養うには必要なエッセンス。
アメリカは共産党結成100周年の鼻っ柱を折りたいわけですから、7月を迎える前に、もしかしたら外交的に何かあるのかもしれません。投資としては5月くらいから注視でしょうね。東京五輪もきな臭い。アメリカは香港で上手くやれなかったので、次の標的は台湾とウイグルかと思います。中国はそこに対して予防線を張るでしょう。
政治のことは分かりませんが、投資にどう影響するのかはなんとなく知っておきたいですよね。
…と記事を書いているタイミングでZUUさんからお誘いが。
8人限定のオンライン勉強会。参加したら、どんな方々が集まるのか、そっちに興味が湧きます。
ただ、テーマ例を読んでも全く理解できない…多分私は向いてないのだと思います。頭がかなり悪いので…オワッタ
でも、このようにして資産家は資産を増やすのだろうな…ということが分かりますよね。素敵な機会だと思います。そう言えばPayPayの自動運用、1ヶ月で+8%です。優秀(笑)。