最近、NIOで騒ぎすぎてるので反省してます(笑)。テンバガーが1年でやってくることなんて、そうそうないので…
私が最初にNIOの株を購入したのが3ドル付近、それが今や56.67ドル。資金難で何度も窮地に立たされた会社でした。
で、次のテンバガーは無いのかな?と色々見ているのですが、結論を先に書きますと、なかなか見つかってません。調べた中で面白そうな銘柄を3つだけ。ただ、現在の株価は全体的に割高になっているので、十分に下げてから購入するのが良いと思います。
ナノディメンション(NNDM)
イスラエルを拠点とする添加剤エレクトロニクスプロバイダーで、テクノロジー分野で活躍する。プリンテッドエレクトロニクス向けの3Dプリンティングテクノロジーにより、高度な機能を必要とし、家庭用電化製品、医療機器と防衛、航空宇宙、自動車、モノのインターネット(IoT)、通信などの多様な産業セクターをターゲットにする。
12月11日時点で3,884,929株を保有しているのが、あの、ARK Autonomous Technology & Robotics exchange-traded fund (ARKQ)です。強気でTeslaを保有し続ける、イノベーション集中型のETFですね。
これをどう判断するか。ここ最近のセンチメントとしてはややポジティブ傾向。
ゼリス・ファーマシューティカルズ(XERS)
米・イリノイ州を拠点とする専門の製薬会社で、注射・注入可能な製剤の開発・商品化を行う。糖尿病患者の重度の低血糖を治療するための主要製品候補であるグルカゴンレスキューペン(画像)を開発する。また、肥満後低血糖症、先天性高インスリン症、低血糖症に関連する自律神経障害、運動誘発性低血糖症の治療法も開発する。
EUが、糖尿病患者の重度低血糖症の治療薬としてGvokeを推奨するらしいです(このEUの最終的な決定は、今年第1四半期に下される予定)。適切なパートナー提携と承認関連が上手く進めば、ですかね。
製薬・バイオ系にありがちな、意味不明な株価高騰にはなってないので、安いですね。ただ、最近のセンチメントとしてはネガティブ。
NIOも3ドル近辺では、センチメントがかなりネガティブ寄りだったのを覚えてます。なので、皆んながネガティブだと思っている段階で仕込めればかなりのチャンスであることは間違いありません。順調に成長するなら、ですが。
でも私は基本的にバイオ系・メディカル系は、ほとんど買わないんですよ。
他には…買うならTIGRかもしれない
他にもTIGR、EH、KOPN、SAVA、OEG、FUBOなど注目銘柄はあるのですが、NIOほどの匂いがしませんでした。そもそも3ドルくらいで購入できるチャンス株が見当たりません(笑)。
米中問題がなければTIGR(UP Fintech Holding Limited)が面白いんですけどね。世界中の中国人が、あらゆるマーケットに投資できるというプラットフォーム。中国人の投資マネーはマーケットにとってはかなりの追い風なのですが、アメリカが中国企業(一部)に対する投資を禁止したり…報復措置として、中国の投資マネーがアメリカ企業に投資できなくなる可能性としてゼロではないので。でも、アメリカ企業全部にはならないはず。
TIGRのアプリはかなり使いやすいです。
Top Buys and Sellsでは、今売り買いされている株の売り買い比率がリアルタイムで見れます。また、企業ごとの情報も直感的に見れるので便利なんですよね。
下記はAlibaba(BABA)の情報です。
既に洗練されてますよね。すごくいい、プラットフォームです。投資したくなります。Robinhood of Chinaと呼ばれる所以ですね。日本の証券会社の使えないアプリよりかなり使えます。英語が分かる方は、使ってみると良さが実感できるはず。
TIGRについては、売上の伸長も良いですし、バランスシートもかなり改善されてきてます。色々書いてきましたが、TIGRはテンバガーとは言わなくとも楽しませてくれるかもしれません。
そして、日本人でTIGRについて書いている人がほとんどいません。こういうことも重要ですね。NIOやBytonに注目していた人もほとんどいませんでしたから。ネガティブ要素としては、NIOのテンバガーをガチ予想していたCNNの予測が悪すぎること。
MEDIANで$16.66(-40.2%)って、萎えますよねぇ。ということで、投資するならエントリーポイントは考えなければなりません。
<あとがき>
minminさんとのお話から、自分がNIOをどう捕らえていたかを遡ってみたので、キャプチャーを少し載せておきたいと思います。
こういうことを言ってた時の株価がこちら。2ドル台のエントリーって、今見ると奇跡ですね。ロスカット無しの強気エントリー、直後に大噴火してます。
完全に時代が味方しましたね。新型コロナウイルスによる緩和マネー、EV時代への期待、エコ到来、そういうのが全て一致した稀有なバックグラウンドがありました。今年はこういうのを見つけるのが、難しい。