ビックリしました。
一時期、同じ企業(米国企業)で役員を務めていたBartさんがYouTubeチャンネルを開設していて、テスラの動画をアップしてたからです。
実際に彼はテスラにいたこともありましたし、ホノルルで彼が所有していたテスラに初めて乗せてもらったものです。ホノルルの街を一緒に走って、「あぁこれはいい車ですね」って欲しくなったのを思い出しました。2人とも、おおよそ同じ時期に役員を退任したので、それからは会話をすることもなくなってしまい…本当に懐かしいです。
YouTubeでもファンが多いみたいですね。この動画を見ると、テスラ株を買いたくなります。
そのテスラ、今回の調整(英語ではCorrectionと言います)で株価を下げました。
当面の抵抗線だった638ドルを割ったので、まだ下落が続くかもしれません。ARKの買い増しも、世の中のセンチメントには勝てませんでした。こういう時は、悪い材料がなくても売られます。
ARK Innovation ETFも、下記の記事の通りだと今月30%ほど下落したようです。ARKは資金力があるので問題ないはずですが、個人的には買いの追随をしてなくて本当に良かった…
私のEVイチオシ、NIOも31.99ドルにタッチしました。昨日、少し跳ね返してましたが、「どこまで下がるんだ~~」と泣き笑いしながらチャートを眺めてました。
こちらもテスラ同様、まだ下げる可能性があると見てます。やはり資金力がない方は市場参加すべきではないセンチメントです。
ただ、キャッシュはありますし、戻すのに問題はないと思っています。株価の下落は、金利の上昇が問題視されたりもするわけですが、基本的にキャッシュがある企業にとってはお金を借りる必要もないので、経営に問題が起きるとは思えません。
ただそれでも、恐怖で売られるのが株です。後で戻すとしても、この下落のスピードと含み損の恐怖に精神が耐えられなくなって、泣く泣く売る個人投資家が多いでしょうね。
そのNIOですが、前回の記事で勿体ぶったのはこの件です。
JAC Mortors(安徽江准汽車集団)とNIOが中国で合弁設立。NIOはもともとJACに車体の製造を委託しているので、既定路線でしょう。株価も全く反応しなかったわけですが(笑)、JACの親会社は安徽省が出資、その後VWが株式50%を取得しています。私はこの新会社が、量産型の車体製造ではなく、新たな製造技術やEVプラットフォーム(スマホのOSのようなもの)を構築すると見てます。
以前掲載しましたが、下記を再掲します。車載電池と車体製造がリンクしてきますね。
若干注意が必要なのは、アメリカで上場しているのがNIO INC.で、今回JACと合弁会社を設立したのはNIO Holdingsです。NIO INC.はNIO Holdingsの大株主です。
NIO INC.(米国上場)→→NIO Holdings→→新会社 という関係。
VWは、日本人の方はあんまり知らないかもしれませんが、車のマーケットシェアは15.1%で世界一です。トヨタは12.5%で2位なので、VMが出資するJACとNIOが更に関係性を強化することは、NIOにとって非常に大きなメリットになります。
NIOの株がこれからまだ下げる場合は、30ドルを割る可能性もあります。調整が一段落したような感じもしないでもないのですが、こういう時に世界情勢に関するBad Newsが重なる可能性もゼロではないので、引き続き資金管理は慎重にしなければなりませんね。