ほぼ100%勝てる(と思っている)のが、ボラティリティ指数です。往復(BUY & SELL)で取れるので、余裕資金で利益を重ねてきました。
ボラティリティ指数とは?
私はIG証券のボラティリティ指数で取引をしているので、IG証券の商品説明を掲載しておきます。
恐怖指数(VIX)はご存知の方が多いと思います。分かりやすくざっくり言うと、有事の時(投資家心理がネガティブになる時)に、この指数が上昇します。逆に投資環境が安定している時は、この指数は低い(20以下)です。
私のスタイルとしては、VIXが低下したところで買いのポジションを入れて、VIXが急騰したら利確(①)、VIXは急騰後に急落するので売りのポジションを入れて、適当なところで利確(②)という形で、往復の利益を取ってます。
①往路ポジション(買いポジション)
6月20日にボラティリティ指数が上昇したのですが、その前に買いのエントリーを入れてました。
6月20日に指数が上昇したので、良いタイミングで利確。72万円のプラス。
維持証拠金が150万円ほどでしたので、買いポジションのリターンは+47.6%でした。
②復路ポジション(売りポジション)
次に、上昇→下落が始まったタイミングで、売りのポジションをエントリーします。今回は、下落開始直後のタイミングを逃してしまったので、中途半端なエントリーに。
上昇幅も小さかったことから、大きなロットを入れることも出来ず、それでも利確して25万円の利益。
維持証拠金が111万円なので、売りポジションのリターンは+22.42%でした。
合計リターンを計算
まとめると下記です。
6月のボラティリティ指数投資結果
✅買い:エントリーから利確まで:約1か月
✅売り:エントリーから利確まで:数時間
✅買いリターン:+47.60%(ほぼ月利)
✅売りリターン:+22.42%(ほぼ日利)
✅合計利益:970,093円
買いのポジションは、比較的長く持つことになります。なぜなら、ボラティリティ指数はそんなに上昇しない(年に数回)からです。忍耐力&資金力がない方は、買いのエントリーを見送るのがベターです。
売りのポジションは、急落に合わせてエントリーする必要があります。下落が一瞬なので、エントリーポイントを逃すと終わりです。
どちらも深追いするとシャレにならないほどの大怪我を負いますので、頭と尻尾はくれてやれ、で利確しましょう。
ケーススタディ:チャートから
過去のケーススタディは、チャートを見れば一目瞭然です。
青丸が買いのエントリーポイント、赤丸が売りのエントリーポイントです。今回の上昇が低かったのが分かります。新コロショックによって、比較的ずっと高い状況が続いてきましたからね。
注意すべき点
保有に関して注意すべき点は、手数料とロールオーバーです。特にロールオーバー。理解が難しいという方は、このロールオーバー時期にポジションを持たないのが無難です。
また、資金管理は最重要です。300万円以上、口座に置いておける方以外は、やらないほうが良いです。300万円以上でも、投資して良いのは1ロットのみ。私はルールを決めて取引してますが、結果的に勝率100%です。
有事の際って、株も下落しますし、保有している株価が下がっていくのをただ眺めている方も多いと思います。ヘッジ的投資として、頭に入れておいても良いのではないでしょうか。