「以前のような生活」を望んでいる人にとって、現状は苦痛でしかないと思います。今分かっていることは、「以前のような生活」には戻らないことと、「自分がやるべきことはハッキリしている」ことです。
この1か月間の、日本・米国・中国の新規感染者数を見てみましょう。
米国は、ウイルスとの戦いに勝利したと勘違いしていました。1日あたりの新規感染者数が12万を超えています。ここで再認識しなければならないのは、ワクチンは重症化を防ぐためのものであって、「ワクチンを打ったからもう大丈夫」と気を緩めると感染するということです。
ワクチン外交をぶち上げた米国のメンツも丸潰れなのですが、誰も批判することはないですし、そもそも63万人が亡くなっている国の対策が「上手く行っている」と言える代物ではないと思います。
63万人。この数字は重いです。
中国は、ウイルスとの戦いはまだ終わらないということを理解していると思われます。容易に勝利宣言できるほど、甘い考えではダメ。「いつパンデミック化してもおかしくない」という注意を払い続けているように思えます。
そもそも、人類はウイルスとともに進化してきました。下記参照。
ウイルスとの戦いに勝利宣言する必要もないですが、米国のように政治利用する意味は全くありません。そして私たちとしてやることは過去も今も未来も変わることがありません。
「密を避け、自己予防を徹底し、免疫力を高め、政治的プロパガンダに踊らされず、誰も批判せずに過ごすこと」です。
今は、ストレスが溜まった暇な人たちが、SNSで他人の誹謗中傷をすることで時間を潰しています。そこには何の意味もありません。まるで鬼の首を取ったように他人を批判しますが、人間誰しも聖人ではない。特に個人に対する中傷が、時に人の命を奪うということを深く考えて欲しい。
誰かを批判しないと、自らを正当化できないのです。私の米国批判もそれかもしれません(笑)。でも中国人も愛国心が強すぎて、日本を含めた他国のアスリートの勝利をリスペクトしないのは人として幼稚ですよ。そしてそのように被害に遭った人に対して、日本人であろうと中国人であろうと、他人がどうのこうの言うのも意味はないですし、余計に傷付けてしまう。
話を戻しますが、やるべきことを明確にしておけば、そんなに不自由な生活とは思いません。体内の遺伝子が進化するように、私たちの考え方・マインドも進化させる時期だと思います。その先に何があるのかも分かりませんが、他者に目を向ける前に、自分の内側に目を向けて、人生を見つめ直すきっかけとしたいですね。