KAZUMA|直感投資と戯言

直感投資家。昨年のリターンは650%ほど。チャートも見ますが時事ネタ等から直感で動くスタイルです。記事は話半分以下でお読みください。キングダムの考察はnoteで更新中。https://note.com/kazugaga

UXIN|未来のテンバガー?

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このところの中国関連株の下落。

www.bloomberg.co.jp

 

「締め付け」という言葉が適切かどうかといところですね。中国政府としては、より良い状態で産業を育成するために、様々な施策を講じた上で、行政による手厚いサポートをすることがあります。そういうのをひとくくりにして、不当な締付けを行っている中国共産党というイメージを植え付けるのは、米国の十八番です。

 

とは言え、投資家はそれに反応しますので、どちらが正しいかはおいといて、投資の世界では「大衆心理」の通りに値動きがあると見ておくほうが良いです。つまり、米国が言っていることが、投資家の大衆心理としては「正しい」ということになります。

 

何度も書いてきましたが、投資の主戦場である米国を無視するわけには行きません。中国はその点、まだまだ弱いのです。最終的に14億人が総投資家になって、中国株を買うのなら話は変わりますが、そうでない以上は米国のガス抜きによってボラティリティが高いのが中国関連株という理解で良いでしょう。

 

そんな中、NIOホルダーにはかなり朗報もあります。

 

中国共産党中央委員会政治局は 7 月 30 日に会議を開き、中国は国内市場の潜在力を活用し、新エネルギー車の加速的な開発を支援するよう指示しました。

 

今の下落はノイズでしかないので、冷静にHOLDして良いと思います。これも以前書いた通り、私はガチホのLONG HOLDです。現状、$40以下はノイズでしかなく、逆にチャンスです。少し上値が重いので、まだ下がる可能性はあります。

 

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コンセンサスも問題なし。

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他には$UXINや$VUZI、$QSIを下げたところで拾いました。

 

特に期待しているのが、NIOが出資したUXINです。

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NIOがほぼ国策に近いのは皆さんご存知かと思いますが、実は中古車市場も中国が消費を喚起したい産業の1つです。

 

China is aiming to double the size of its secondhand-car market to about 2 trillion yuan ($306 billion) by 2025. To get there, Beijing has slashed taxes on used-car dealers, in May reducing the levy to 0.5% from 3%—far less than the 17% tax on new vehicles.

Source https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-01-06/china-wants-to-build-a-306-billion-used-car-market

 

中国は2025年までに、中古車市場を倍の3,060億ドル(336.6兆円)産業に育てるつもりです。そのため、北京政府は中古車販売店への課税を削減しており、5月には3%から0.5%に引き下げましたが、これは新車への17%の課税よりもはるかに低いものです。

 

ちなみに日本の中古車市場が3.5兆円くらいだったと思いますので、その100倍です。

 

そしてUXINは、中国の大手中古車オンラインディーラーの1つとして、ワンストップのビジネスモデルにより、全国の自動車購入者に高品質の車両と包括的なアフターサービスを提供している企業です。株価$3って、安い。国策に近い位置でEVを手掛けられるNIOが、これもまた国策に則った形で事業展開できそうなUXINに出資決定ということであれば、個人的にはテンバガーを狙っていい株だと思っています。

 

NIOが出資することにより、将来的なシナジーが期待されます。これも皆さんご存知だと思いますが、NIOは単なるEVメーカーではなくて、ライフスタイルを提供する企業です。

 

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NIOが出資したことで、UXINの資金面の不安は消えます。これはNIOに行政が資本参加した時に似ている。倒産しかけていたNIOを行政資本が救い、そのNIOの潤沢な資金をバックにUXINも伸びる。

 

NIOの創業者William Liも、UXINのDirectorに名を連ねています。

ir.xin.com

余談ですが、中国の自動運転トラック企業TuSimpleのCEOであるCheng LuもDirectorです。TuSimpleはNASDAQ上場を目指していますが、米国のイジメによってIPOがどうなるか不透明です。

jp.techcrunch.com

 

では、ここでUXINの業績・数字編をチェックしてみましょう。

 

Highlights for the Twelve Months Ended March 31, 2021


✅販売台数 2020年:83,037台 →2021年:10,566台
✅総売上高 2020年:13億5,610万RMB →2021年:6億5,740万RMB
  ※在庫保有モデルへの移行に伴うもの
✅継続事業純損失 2020年:30億6,650万RMB →2021年:7億1,700万RMB

 

顧客満足度を高めるため、また、提供する車のクオリティを確保するために、ビジネスモデルを自社在庫型に大きく転換した影響が出てます。販売台数自体は増えていますね。いずれにしても、体質を大きく変換させて、よりスリム化するためにNIO等が資本注入を行いましたから、ここからどう成長していけるかがポイントになりそうです。

 

株価が低く、注目に値する産業でもないので(笑)、まともなStock Forecastなども見当たりません。NIOのテクノロジーによって、中古車オンライン販売の入札アプリなんかが登場するとまたバズると思うのですが、このあたりは妄想しておきます。

 

 

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