ZUUMA|直感投資と戯言

直感投資家。チャートも見ますが時事ネタ等から直感で動くスタイルです。記事は話半分以下でお読みください。キングダムの考察はnoteで更新中。https://note.com/kazugaga

投資|ボラティリティー指数実践

何に投資しようと、投資のゴールは資産を増やすこと。好きとか嫌いという感情を入れるのは応援株のみで、ゴールを達成するなら株でもコモディティでも指数でも、何でもいいわけです。株!株!と言っていた人たちが、BTCの高騰に乗り遅れたわけです(私です)。

 

ということで、いかなる時においても視野を広げておくことは重要。本日は1点だけ、書きたいと思います。

 

ボラティリティー指数

これは以前も書いたような気がしてますが(気のせいでしたらスミマセン)、相場が荒れている時に威力を発揮する指数だと思っています。私がトレードしている証券会社はIG証券なので、そこでのトレードをベースに書いてみます。

 

まず簡単にトレードの特徴を。

 

①荒れ相場時に機会あり(年に数回)
②比較的短期で利益が取れる
③ボラが高い(証拠金がある程度必要)
④ロールオーバー(清算期限)がある

 

これだけです。難しいことは一切ありません。但し、扱い方を間違えると大やけどするという、時に暴力的な指数です。

 

まずはチャートを。

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チャートを見てわかる通り、年に何度か急上昇します。分かりやすく黄色い丸をつけてみました。急上昇するきっかけは様々ですが、今回は割愛します。興味がある方は、VIX(恐怖指数)で調べてみてください。

 

次に、私がトレードした2月1日~4日までの成績です。

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ロット数が1か2なので(-が付いてるのは「売り」という意味です)、そんなにアクセルは踏んでませんが、そこそこの利益になっていると思います。

 

✓証拠金:約15,500,000万円
✓利益(税引前):2,508,566円
✓利益率:+16.12%
✓取引日数:4日

 

今回は、ショート(売り)だけのトレードをしました。急上昇するのが分かれば、買いで取って売りでも取るという、往復トレードが実現します。

 

注意点は、買いも売りも一緒なのですが、「どこまで上がるのか」と「どこまで下がるのか」が分からない点です。チャートを見れば歴史的には指数が低い時が多く、「いつかは下げる」確率は高いです。ただ確率論なので、絶対ではありません。

 

今回のトレードに関しての予測はこんな感じです。

 

・米国(NATO)の対露戦争工作で、VIX上がるかも
・米国のインフレや雇用統計発表前にVIX上がるかも

 

実際にTwitterで「VIX注視」と呟いているのは、上がるかもしれないからウォッチするという意味です。上がらない時も当然ありますね。

 

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https://twitter.com/KAZUMApj/status/1489526601910190080?s=20&t=wl6G4GUPHLJ7iUplT6OkIw

https://twitter.com/KAZUMApj/status/1489526601910190080?s=20&t=wl6G4GUPHLJ7iUplT6OkIw

 

https://twitter.com/KAZUMApj/status/1489526601910190080?s=20&t=wl6G4GUPHLJ7iUplT6OkIw

https://twitter.com/KAZUMApj/status/1489526601910190080?s=20&t=wl6G4GUPHLJ7iUplT6OkIw

このような予想をした上で、実際にVIXが上昇したのを見届けつつ、下がってくるのを見越して売りのポジションを入れていきました。実際に売りのポジションを入れてからもVIXが上昇するのは良くあることで(どこまで上がるか分からないと書いた通り)、その時は少なくない含み損を抱えます。二段上げ、三段上げ、も過去にありました。ボラが大きいので、ロット数が多いと含み損がとんでもない額になったりします(笑)。

 

で、雇用統計が予想より良かったため、一時的に上昇していたVIXが雇用統計発表後に冷えました。つまり下げてきたので、売りで入れていたポジションが利益化したということです。

 

VIXは急上昇したあとかなりの確率で急下降します。よって、上手くポジションが取れれば短期間で利益化します。その際に注意しなければならないのは、ロールオーバーが設定されていることです。ロールオーバーの日が来ると、持っているポジションが強制決済されてしまうほどマイナスを抱えることがあります。なので、長期で持つべき投資ではありません。年に数回ある機会を掴み、短期決戦で利益を取るという投資スタイルになります。

 

以前、このロールオーバーに気づかずに損したことがあります(笑)。初めての方は、デモトレードで自己検証してみて下さい。

 

VIXは投資家心理そのものなので、特に米国の指標については見るようにしています。参考にしているのは日経新聞の後藤さんの投稿ですね。新聞は読みませんが、後藤さんの投稿はチラ見しています(笑)。

 

twitter.com

 

あとは、米国政府の動きですね。

 

世の中で争い事の8割を引き起こしているのが米国が主導するアングロサクソン同盟だと思っています。特にバイデンとブリンケンが何を言っているかは、そこに火種が存在するので重要です。米国は大戦後、冷戦を含めずっと世界の争いに首を突っ込み内政干渉し続けています。その都度、VIXが上昇してきました。

 

VIXはS&P500に連動するので、米国政府の意向は米国の株価指数に反映されます。米国政府の行動が正しいか正しくないかはおいといて、そこに基づいて投資家心理が決定される機会が多い。私は以前から米国政府の企みを記事にしてきましたが、あれは自分のためでもあります。情報を整理して、どのような流れで米国が他国にちょっかいを出しているのかを知り、今後どういう動きを取るのか予想するのに非常に非常に非常に重要なのです。逆手に取って稼がせてもらっているわけです。

 

中国の場合、自国の規制が米国の株式にまで影響するほどの影響力を持っていません。中国株が下がるくらいです。そしてVIXに連動する要素を持っているわけでもないので、重要なのは米国のリアクションとなります。中国が米国にちょっかいを出すのなら影響が出る可能性はありますが、それは米国のちょっかいに対する報復でしかないので、真っ先に見るのは米国の動きとなります。

 

結論ですが、「どういう時に投資家心理が冷えるか」だけだと思っています。「買い」で入る時には先読みする必要がありますが、今回の私のトレードのように「売り」で入る場合はそんなに先読みする必要もありません。上昇するタイミングだけ見ておけば良いのです。私がTwitterで米国政府のことを悪く書く時は、「VIX上がる火種」であることが多いはず。

 

そして最も重要なのは、資金管理。ボラが大きいため、ある程度余裕のある証拠金がないとIG証券の場合は含み損でロスカットされます。

 

今年はボラティリティー指数投資を極めて、証拠金を1本に増やしたいと思っています。大やけどしない程度に…ですね。

 

ご参考になれば幸いです!