週末いかがお過ごしでしょうか。昨日は旧友4人が遊びに来たので、セラーの中にある飲みたいお酒を開けてもらいました。日本酒が好きな面々なので、日本酒をチョイス。
雪の茅舎、栄光冨士、会津中将。個人的にはどれを飲んでもハズレなし、の酒造さん。
築地場外で牛すじを買ったので、どて焼きを作りました。ホロホロです。翌日に丼にするのがたまりません。
あん肝は煮付けにして、冷やしてから食べます。一瞬で無くなりました…
富山産ホタルイカと春筍で素麺ペペロンチーノ風。パスタだと重くなるので、素麺です。
そろそろ海外旅行にも行きたいな…と思いつつ、友人がリトアニアに1年行くというのを聞いて、寄る年波をひしひしと感じる週末でもありました。
ウクライナ・オン・ファイヤー
さて。
「今からウクライナのことを学びたい」という方のために、オリバー・ストーン監督の「ウクライナ・オン・ファイヤー」を改めてご紹介致します。
点ではなく線で現状を見る時に、ウクライナ・ロシア双方の見解が分かると思います。
その上で、私の記事をお読み頂くともっと分かりやすいと思います。ここでは「米国の企み」のみを取り上げています。これはロシアを賛美するわけではなく、一方的に反露に偏った日本のメディアが伝えないことを、あえてピックアップしています。
ロシアに加担して欲しいとも言いませんが、双方の立場でバランス感覚を持って物事を見ることが重要だと思いってます。私自身、まだまだ知らないことも多いため、書籍を読みつつ、CIAの公文書等も分析しながら記事を書いています。
先週読んだ米国による画策資料からピックアップ
先週も多くの情報に触れました。その中で、より重要だと思うものだけを厳選して記載しておきたいと思います。膨大な資料数のため、1つ1つを詳述することは今回は割愛とさせて頂きます。ご了承ください。
✅1976年、反ソ連のためのプロパガンダを米国が予算化(PDF)
このCAIプログラムは、ソビエト連邦の指導者に圧力をかけ、その政策を緩和させることによって、米国の政策を支援するものである。CIAプログラムは、ソ連と東欧の内部の聴衆にリーチするだけでなく、米国の国益にとって重要な世界の他の地域におけるソ連の影響力を封じ込めるための選択的行動を実施する背景にもなる。
✅米国国務省がウクライナのバイオラボに資金提供していた証拠(PDF)
バイオラボへの米国の関与についてはさらに多くの資料が見つかっています。詳細は割愛しますが、下記のWebサイトにも15以上のリンクが紹介されていますのでご参考まで。
ウクライナ国内にある米国のバイオラボの数。
世界中にある米国のバイオラボの数。
公文書調査について(ご参考)
公文書についてしっかり調べたいという方は、下記のCIAリサーチ用語集を参照されると良いと思います。暗号やプロジェクト名、隠語含め、何を意味するか詳述されています。
参考として、先日の記事に書いたAERODYNAMICについても、説明書きがあります。米国政府のデータベースであるため、一級資料です。
AERODYNAMIC(旧CARTEL、ANDROGEN、AECARTHAGE)(1949-70)とは、1949年に始まったZP/UHVR(ウクライナ最高解放評議会)へのCIAの支援を指す。
CIAは、ZP/UHVRの出版・研究部門として、1953年にニューヨークでプロローグ研究出版社の設立を支援した。プロローグはミュンヘンの関連会社を通じて、ソビエト・ウクライナの民族主義やその他の反体制的傾向を利用し増大させようとする定期刊行物や厳選した書籍やパンフレットを発行していました。ZP/UHVRの作戦活動は、プロパガンダと接触作戦に集中していました。
また、データベースに関しては様々なArchivesがありますが、CIAのデータベース検索サイトを記載しておきたいと思います。
元駐ウクライナ大使・馬渕睦夫氏
英語のソースばかりになってしまい、英語が分からない方には頭が痛いかもしれません。以前もご紹介した元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏が、分かりやすく動画配信されていますのでご参照ください。
元駐ウクライナ大使・馬渕睦夫氏の切り抜き動画
今日はこのへんで。