ZUUMA|直感投資と戯言

直感投資家。チャートも見ますが時事ネタ等から直感で動くスタイルです。記事は話半分以下でお読みください。キングダムの考察はnoteで更新中。https://note.com/kazugaga

NIO|ARK、ついにNIO株を買う

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ARK - ARKQ、ついにNIOを買う

Cathie WoodのARK Investment(ARKQ)が、NIOを買いました。

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参考|ARKがNIOを買わない理由(過去記事)

investmax.hatenablog.com

 

ARKQファンドとしては、NIO株を420,057株取得したことになります。買付額は$8.4 million、ファンド内のシェアは0.5%です。ウェイトとしては、それほど重くありません。

 

下記は参考まで。TusimpleやXpengはそれぞれ2%以上、1%以上、保有しています。

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現状、ARKQはYear to Dateで▲13.75%なので、保有銘柄の組み換えをすると予想していましたが、まさかNIOを買うとは思いませんでした。

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今後、ARKはNIOを買い増しすると思います。NIOの株価は完全にUndervalueになりました。昨日も大バーゲンと書きましたが、$20以下なら迷わず買って良い価格だと思っています。

 

ARKの動向に注目している個人投資家も多いので(特に米国内)、株価へのポジティブな影響は少しあるかもしれません。ただ、一喜一憂しないためにも最近のトレンドは頭に入れて置く必要があると思います。また、ファンドが投資戦略を変更することは良くあることで、新たにNIO株に参入したARKを批判するのはお門違いです。過去は過去、未来は未来ですね。

 

NIO株が置かれているトレンド

最近の記事から引用しておきます。

 

この2週間で中国株が全体的に上昇したことも書いておきます。また下げるでしょう。

NIO|2021-4Q Earnings Call - ZUUMA|直感投資と戯言

 

もしポジションの組み換えが出来るのであれば、香港でのポジションを増やしつつ、米国のポジションを出来る限り切っていくということも必要になるかもしれません。そこに結びつく動きが、今日の首脳会談以後に少しずつ分かっていくはずです。また、コモディティ価格は一時的にバブルになると見ています。

金融分断のシナリオ - ZUUMA|直感投資と戯言

 

まとめますと、金融分断は一時的なもの・部分的なものを含め、起き得ると考えて良いと思います。投資は常にワーストケースを想定して戦略を立てるほうが良いので、中国株(ADR)が今後ダメージを受けないということはないと思っています。

金融分断のシナリオ - ZUUMA|直感投資と戯言

 

何度も書いてきたように、今は業績や将来性等、まともな理由で株価が上昇することはほとんどありません。特に中国株に関しては相場全体の動きに左右されます。しかもその動きを「安全保障的視点」で見る必要があります。

 

投資家心理を左右するもの

いま投資家心理を左右するのは、米国の「制裁」活動です。どの国に対してどんな制裁を課すのか、それによってサプライチェーンは混乱し、資源価格は上昇し、通貨や株価に至るまで高騰・暴落を繰り返すのです。世界経済を悪くしているのは米国と言って良いでしょう。

 

米国では死者数が100万人を突破しました。ウルトラ・カオスです。

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米国人は、一体どう思っているのでしょうか。政府が自国のケアをするどころか、いたずらに他国への意味不明な内政干渉を続け、常に誰かを敵に回してサイコパスのように叫び、報道も行動もそれに終止し、結果的に100万人もの死者を出してしまった国。これは結果でもあり、経過でもあります。

 

政府が出来ることは限られるのかもしれませんが、国民が自由を履き違えると国難が訪れる。集団免疫を獲得するのに100万人も亡くなって良いわけがありません。そんな民主主義なら不要です。

 

トレンドを知るには、世界を見つめましょう。何度も何度も書いてきましたが、米国のやり方は間違ってます。自分で下げておいて、上がったら自分の手柄にする。

 

ここ2~3年の間に中国株に投資している方々も、なんとなく気づいてきたと思います。

 

テキサスで会社を経営したこともある私が、なぜここまで米国のことを書き続けるのか。戦争でも分断でも生物兵器でも何でもいい、自国でやってくれ、と。他国の政権転覆を画策するために、莫大な資金を使って謀略を重ねるのをやめてくれ、と。テキサスで自分が稼いだお金が税金として米国政府に吸い上げられ、そのような分断・紛争・覇権ごっこに使われるのが心底嫌になったのです。

 

日本も良くありません。米国が同盟国に防衛を訴えれば訴えるほど、日本国民の血税も防衛費として米国に吸い上げられます。それが米国の謀略に加担するわけです。メディアも政治家も極端に防衛防衛と騒ぎ立てますが、北朝鮮も中国もロシアも、一体いつ日本に攻めて来るのでしょうか?日本から131箇所の米軍基地が無くなれば良いだけだと思います。そうすれば、税金はもっと国民のために使えるようになります。

 

日本は戦争をしない国を標榜しながらも、米国に加担することで片棒を担いでいることになります。これは、日本を一度出て生活してみないと分からないことかもしれません。そして、中国株で損を出したことがある個人投資家は、冷静にその理由を考えてみてください。その企業の売上は減ってますか?減ったとしたら、どんな理由で減ったのでしょうか?売上が減っていないとしたら、どんな理由で株価が下がったのでしょうか?投資は自己責任ですが、なぜ損をしたのか?を感情を省いて冷静に振り返ることが必要です。この作業は損失を出した方にとっては辛いことですが、今後も重要です。

 

間違いなく言えることは、中国が他国の企業の株価を毀損したことは殆どないということです。誰が加害者で、誰が被害者なのでしょうか。誰が儲けているのでしょうか。

 

余談ですが、最近米国の政治家からフォローされてます。来る者拒まずです。

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世界の裏側は、本当に奇妙です。米国政府の中枢を構成する人々は、いつも冷酷残忍な自己中心的人物だらけです。ハンターバイデンの闇をFBIに報告したGeorge Kentのような良心的な政府高官は、排除されるのです。心の目を開いて、弱者に耳を傾ければ分かることですが、それすら許されない雰囲気が日本に蔓延しています。SNSで米国の陰謀を呟くものなら、偏屈者か陰謀論者と思われます。もしかしたらこんなことを言わなくても良いのかもしれませんが、間違ったことが大嫌いな私は黙っていることが出来ません。

 

Elon MuskもTwitterにおける言論の自由についてアンケートで質問していました。答えは明白です。

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ただ、これは今に始まったことではありません。トランプは馬鹿を演じつつ変えようとしたのに、排除されました。NIO投資家の皆さん、バイデンが大統領に就任する前はNIOの株価は$60だったのを思い出してください。私も中国の友人も、トランプが勝つことを希望していました。

 

バイデンは、世界は自由主義対権威主義(全体主義)の戦いであると大見えを切っていますが、アメリカは自由主義陣営の旗手ではなく権威主義国の仲間に陥落しました。 バイデンの言葉が空虚に聞こえるだけでなく、この世界の対立構造に基づき自由主義陣営の団結を訴えるメディアも、バイデン(すなわちディープステート)も同じ穴の狢です。現在のアメリカを見る上で、自由民主主義国アメリカという世紀の大欺瞞に洗脳されては いけません。(馬渕睦夫が読み解く「2022年世界の真実」より引用)

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さて、愚痴はここまで。感情的になればなるほど、投資は上手く行かないのも事実です。世界を冷静に見つめ、時流を掴み、事業感覚で「センスのいいポジション」をゲットしておきましょう。罠にはまらず、罠を利用するくらいのメンタルが重要です。

 

今年のNIOの第1ターゲットは$40です。今の株価から倍です。そこに至るまでに、米国による金融デカップリングがまた始まると見ています。価格は一直線には上下しないので、株価よりもNIOの戦略に注目しているとヘルシーです。BlueSky Coming!!

 

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