経営者のみなさんは、毎月の「健康保険料」「厚生年金保険料」を口座振替していることかと思います。毎月、年金事務所から領収済通知書が送られてきて、「高いよなぁ」と思いつつも、支払わなければならない。
かくいう私も、某メガバンクの口座から自動的に引き落とされることになっているのですが、この銀行の法人用口座の使い勝手が本当に良くない。対応しているブラウザも少ないので、いっそのことネット銀行に移行してやれ…と思っていた次第です。
で、変更依頼書(PDF)を見ると…こんな文字が。
「インターネット専業銀行等、一部お取り扱いできない金融機関があります」と。
で、どんな銀行なら取り扱い可能なのかを調べたところ、一覧がどこにも掲載されていない(2022年5月9日)。PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)とか対応してないのかな?仕方ないので、管轄の年金事務所に電話をして聞いたところ…
「現在はイオン銀行のみ対応しています」
とのこと。たった1行(笑)。そう書いておいて欲しい。
優しさの欠如その1です。
さらに、イオン銀行がいつから口座振替可能になったのかを調べたところ、平成30年10月1日から可能になっている。つまり、2018年10月から3年半経過しているのに、ネットバンク全盛の昨今なのに、対応しているのはイオン銀行のみ。
優しさの欠如その2です。
ネットバンクのほうが使い勝手が良いですし、アプリの対応も早いので、個人でも法人でも使っている人は増えていると思います。にも関わらず…日本がガラパゴスである証左でしょう。仕方ないので、イオン銀行のビジネス口座を開設しておこうかな、と思い立ったわけですが…
(https://www.aeonbank.co.jp/business/net/account/)
月額基本手数料が2,200円!!高過晋作です。今使っているメガバンク(月額1,760円)より高い高~いです。バブぅ。
ネット銀行って、リアル店舗持たない(または少ない)から間接費が少なくて済む…というわけではないのでしょうか。
優しさの欠如その3です。
日本では、至るところで優しさが欠如しています。紛争関与して、莫大な資金を他国に横流ししている暇があったら、国内のこういう不要なコストを全廃したりシステムを改善したり、自国民のためにガンガン使ってもらいたいわけですよ。そういうのをやってくれていたら、文句を言いたいとは思わないわけですよ。何をやってくれても結構。
違いますかね?
新しい資本主義なんて、どうでもいい。そういう気持ち悪い言葉はやめてくれ。
いちいち目くじらを立てる金額ではない、ということも理解してます。ただ、日本は国内でまだまだ変えるべきところがたくさんあるわけです。トランザクションに応じて手数料を取られるのは納得しますが、口座を持っているだけで毎月お金が引き落とされるのは海外の銀行みたいで嫌です。今に始まったわけではないのですが。
この3年間で、多くの中小企業は死に体ですよ。従業員は良いかもしれませんが、社長連中は本当に苦しんでるわけです。国が社長や国民を守らず、米国の言いなりで紛争に加担しているようでは、国政の信頼は失墜します。
ということで、泣く泣くメガバンクを使い続けることにしました。銀行さんも、変わってください。3年後、本当にオワッタになりますよ。