ZUUMA|直感投資と戯言

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サル痘|カナダが大量にワクチンを購入した事実

Covid-19の次はサル痘ですか。皆さんはどう感じてますでしょうか。私は根拠のない陰謀論や、無理やりこじつけて誰かを悪者にするような煽りは嫌いなので、この記事の前提条件は「確定判断はしない」ということを最初に書いておきたいと思います。

 

さて、本題です。

 

実はアングロサクソン同盟国の1つ、カナダが非常に怪しい動きをしているのできっちり晒したいと思います。

 

カナダの公共事業・調達庁(Public Services and Procurement)が大量のサル痘ワクチンを発注していました。Dates Publication date(発注日)が2022年4月21日です。サル痘の感染者が報告される前です。

 

感染の報告

国立感染症研究所の報告によると、最初にサル痘の感染が報告されたのが2022年5月7日です。こういうのは削除される可能性もあるため、キャプチャーでも残しておきたいと思います。

 

 

感染の拡大

WHOの報告では、感染の拡大についてはまだ小規模ながら、広がりつつあります。感染者は92名、感染の疑いが28例あります。

 

下記が感染者が見つかったエリアです。

 

まるでNATOです。

ここでサル痘をNATOの陰謀だと結びつけるのは安直過ぎます。そういうことはやってはいけませんし、いたずらに分断を煽ることになります。

 

大事なのは、徐々に堀を埋めていくことです。何かが分かっていくかもしれません。

 

カナダのワクチン大量発注

公開されている調達データベースによると、カナダは2022年4月21日に、つまりサル痘の感染者が報告されるより2週間以上早く、サル痘ワクチンを大量に発注(ACAN発注※後述)しています。全て英語なので、1つずつ翻訳して行こうと思います。

 

Third Generation Smallpox Vaccine (6D024-215700/A)

 

①Purpose of ACAN: Public Services and Procurement Canada proposes to negotiate a contract with Bavarian Nordic A/S on behalf of the Public Health Agency of Canada (PHAC) for the purchase of Imvamune®. 

 

<翻訳>発注の目的:カナダ公共サービス・調達庁は、カナダ公衆衛生庁(PHAC)に代わり、Imvamune®の購入について Bavarian Nordic A/S と契約交渉を行う。

 

Imvamuneはサル痘ワクチンのことで、Bavarian Nordic社の製品です。Bavarian Nordic社は、デンマークにあるバイオテック企業。

 

②Definition of Requirement: Imvamune® is a third generation, live-attenuated and non-replicating smallpox vaccine. It is indicated for active immunization against smallpox disease for persons determined to be at high risk for smallpox infection. Although smallpox disease is currently considered to be eradicated, PHAC is procuring a stockpile of the vaccine to immunize Canadians against smallpox disease should a risk ever arise where smallpox is intentionally or unintentionally released. 

 

<翻訳>

需要の定義:Imvamune® は、第三世代の弱毒生ワクチンです。このワクチンは、天然痘感染のリスクが高いと判断された人に対する積極的な予防接種のために使われます。現在、天然痘は根絶されたと考えられていますが、万が一、天然痘が意図的または非意図的に放出されるリスクが生じた場合に備え、カナダ国民を天然痘疾患から守るために、PHACはこのワクチンの備蓄を開始します。

 

サル痘の感染が発覚する前に、何らかの理由で感染が拡大することをカナダ政府は察知したのでしょうか。

 

③Quantities: The estimated quantity for the firm delivery is 500,000 single dose vials, with 250,000 single dose vials in optional quantities. 

 

<翻訳>数量: 確定分として50万本、オプションとして25万本とする予定です。

 

「近い将来、何かが起きる」ということをほぼ確定させていないと、50万本ものワクチンを購入することは常識的には無いと思います。この件に関しては後述します。

 

④Term of Contract: April 1, 2023 to March 31, 2028. 

 

<翻訳>契約期間:2023年4月1日から2028年3月31日まで

 

来年納入を開始し、向こう5年間の調達期間となるようです。

 

⑤Evaluation Criteria: 
1) Prior to contract award, the vaccine must have Health Canada regulatory approval for active immunization against smallpox, monkeypox and related orthopoxvirus infection and disease in adults 18 years of age and older determined to be at high risk for exposure. 
2) The vaccine must have the ability to be stored at a temperature of -80°C ± 10°C, and have a shelf life of no less than 9 years from the date of manufacture. 
3) The Vendor must supply the initial requirement of 250,000 single dose vials with a delivery date no later than December 31, 2023. 

 

<翻訳>1) 契約締結に先立ち、当該ワクチンは、天然痘、サル痘および関連するオルソポックスウイルスの感染と疾病に対して、感染リスクが高いと判断される18歳以上の成人に積極的に予防接種するための認可をカナダ保健省から得なければならない。


2) ワクチンは、-80℃±10℃の温度で保存できる能力を有し、製造日から9年以上の保存期間を有していること。


3) 供給者は、初期要件である25万個のワクチンを、2023年12月31日までに納品しなければならない。

 

契約期間は長いのですが、最初の25万個の納品(2023年12月末)はかなり急いでいるように見えます。

 

⑥Delivery: 250,000 single dose vials on or before December 31, 2023; and 250,000 single dose vials on or before December 31, 2024. As and when required for the optional quantities. 

 

<翻訳>納入時期:最初の25万個は2023年12月31日までに、次の25万個をを2024年12月31日までに納入すること。オプションの数量については、必要なときに必要な分だけとする。

 

結構、乱暴な条件に見えてきました。これ、オプション条項次第では他の国がサル痘ワクチンを購入できないことになりかねません。カナダから横流ししてもらう必要が出てきそうです。この書き方ですと、そんな雰囲気がプンプンします。

 

⑦入札担当者

・担当者名:Vettoretti(ph893),Eric
・連絡先:emaileric.vettoretti@tpsgc-pwgsc.gc.ca
・電話番号:(613) 286-6065
・連絡先住所:Terrasses de la Chaudière 5th Floor 10 Wellington Street Gatineau Quebec K1A 0S5

 

カナダのケベック州カディノーの住所です。ここは政府機関のビルが集まっているところなので、嘘ではなさそうです。

Google マップ

 

補足

まず、この入札のタイプ=ACANについて少し書いておきます。 

 

※ACAN=Advance Contract Award Noticeとは

簡単に言うと、指定業者(1社)に対する入札です。15日の間、この入札期間が設けられています。

この15日の間に、ACANに記載された要件を満たすことが可能であるサプライヤーが他にいない場合、当事者は、発注を進めることができます。しかし、能力証明書がACANに記載されている要件を満たしていることが判明した場合、契約機関は完全な入札手続きに進みます。しかしながら、このワクチンについては完全に出来レースであって、Bavarian Nordic社以外には手を挙げることが出来ない決め打ち入札でしょう。

 

次に、③で後述します、と書いた点を補足します。

 

上記で翻訳したワクチンの調達は、遡って頂くと分かる通り3rd Generation(第3世代)のワクチンです。カナダは2nd Generation(第2世代)のワクチンも調達の契約をしています。

 

下記がその痕跡です。

 

これは第3世代ワクチン調達よりもっと遡り、2021年11月2日にやはりACANでの入札を経て契約締結されました。

 

調達額はUS$15,121,000(約19.2億円)で、58万人の治療用に5,800個、オプションで46万人の治療用に4,600個の調達です。昨年から大規模なワクチン調達を開始したのは、一体何が理由なのでしょうか。

 

日本の備蓄は?

日本のワクチン備蓄状況は、ニュースで「備蓄している」とだけ伝わってきているだけで、実情が分かりません。2006年という古い資料ですが、「種痘廃止して28年目の痘瘡抗体保有状況」の中に、それまでの経緯がまとめてあります。

 

この2005年以降の動きの中で、日本政府はワクチンの備蓄を進めてきたのでしょう。後藤さんの言葉を信じるしかないのですが、きっと後藤さんもその目で確かめたわけではないと思います。

 

(Source:サル痘ワクチン 岡山理科大の森川茂教授「国家備蓄はかなりの人数分ある」

 

ロシアの発言と欧米メディアの反応

サル痘に関して、ロシア軍のキリロフ放射線化学生物学防護部隊長が面白いことを言ってます。

 

www.urdupoint.com

サル痘の発生源とされるナイジェリア(発生源の特定はWHOがナイジェリアと確定させています)に、米国が支援しているバイオラボが少なくとも4つ存在しているようです。

 

2021年にドイツ・ミュンヘンで開催された核脅威イニシアチブの中で、なぜかサル痘(Monkeypox)の感染拡大がシナリオとして発表されてます。この件は、キリロフも言及していました。

Source:https://www.nti.org/wp-content/uploads/2021/11/NTI_Paper_BIO-TTX_Final.pdf

 

「架空のシナリオ」としてフェイクメディアのロイターがFactCheckでこの件を否定していますが、ロイターもBBCも一方的な決めつけで否定するので余計怪しく感じてしまいます。ちなみにロイターによる捏造動画を暴いた私の動画は、先日YouTubeに削除されました。

 

消された動画は下記です。YouTubeでは削除されると予想していましたので、Odyseeにアップしておきました。明らかにフェイクです。

odysee.com

 

果たして誰が真実を述べているのでしょう。

 

最後に

カナダは…何か知ってそうな感じがしています。まだ分かりませんが、突然ワクチンを買い始めた感が否めません。

 

ロシアが主張する米国が関与したバイオラボのセキュリティの杜撰さは、今に始まった話ではありません。その中核であるフォート・デトリックについては、過去にも書いてきました。

 

investmax.hatenablog.com

また、このタイミングでバイデンが横田基地から日本に入国するという無礼を働いたわけですが、何を持ち込んできているかも分からないわけです。税関を通らないわけですから。同じようにチェックフリーで入国した米兵が、Covid-19を日本の米軍基地で蔓延させたことを思い出しましょう。

 

日本は不用心過ぎます。

 

さらに米国のことを書きますが、ハンター・バイデンがウクライナのバイオラボに関わっていたことが未だに調査されています。長くなるので割愛しますが、ハンター・バイデンの闇について知りたい方はこちらの報告書(PDF)をつぶさに読むと良いでしょう。

 

ロシアはさらに、米国の関与を決定づける証拠を大量に公開し始めました。まだ全て目を通してませんので、読んでみたいと思います。キリロフは、WHOに調査を要求していますが、WHOは動くのでしょうか。

 

地球の歴史はウイルスの歴史でもあります。誰が犯人なのかを特定することはさほど意味がないのかもしれません。ただし、それが仮に意図的に計画されたものであったり、結果的に蔓延させてしまう杜撰さが明らかになる場合は、事が変わってきます。人類の中に人類の敵がいることになってしまうのです。

 

何か判明することがあれば、また書きたいと思います。

 

※参考

✅40年前に根絶したはずの「天然痘ウイルス」が戻ってくる?

2021年11月18日

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/11/40-42.php

 

✅この9つの質問に米国は回答できるのか?

2021年07月28日

j.people.com.cn