NIO DAY 2022のまとめ記事は下記をご覧ください。
この記事では発表されたES8 Primeをピックアップします。
ES8 Prime(Flagship Premium SUV)
NIOの車種の中でも、ES8は2018年に発売されて長く愛されてきました。
従来の他社の車種と比較しても、2018年7月から2022年11月までのPremium Three-Row SUVの中でトップクラスの販売量になっています。EVのセグメントでは間違いなくNIOがリードしているマーケットである、と。比較対象がベンツ・GLS、Audi・Q7ですからね。凄いです。
<追記>
文字が小さくて見えづらかったので、下記をご参照ください。
「これがトレンドである」とWilliam Liが明言。本当にそう思います。それほど、NIO・ES8のクオリティはラグジュアリー・セグメントで受け入れられてます。
結果、ES8だけで28億kmもの走行距離を蓄積しているようです。
ES8のオーナーが体験してきたこと、そのシーンやデータなどをNIOが分析して、次に向かうべき方向性を導き出した、と。販売して終わり、というメーカーではないことが分かりますし、やはりどこまで行ってもユーザー第一主義の企業だと感じます。
「ES8のオーナーは全てのシナリオで通用する車であって欲しいと思っているでしょう」
そのためにNIOがやったことは、ES8のグレードアップでした。ES8 Primeが登場。
インテリアは5色。
外観デザインは最新のNIO DNAを取り入れ、機能も最新のものを搭載。ディスプレイも大きくなってました。
後部座席の居住性も高まっており、BMWのX7より広いとのこと。
シートの幅は550mmで、1人用のソファと同じ幅。トヨタのアルファード(525mm)よりも広く快適。
レッグサポートも135度までリクライニングする。もう寝そうです。センターコンソールでは、40Wのワイヤレス充電も可能。
コンソールの下部には0℃~50℃までコントロール可能なボックスがあり、車体の電源が入ってなくても稼働していて、かつスマホでコントロールが可能とのことです。
もちろんNIO Phoneとも連動する。NIO Phoneについて言及したのはこれだけでした。
価格帯です。
これは…昨年以上に買いたくなってしまいました。やはり運転するというよりは、快適に過ごす、という感覚が得られるEVを追求しています。
私は車に詳しいわけではありませんが、日本国内でこのグレードに相当する車を見つけることは難しいのではないかと思います。
NIO DAY2022を視聴して
NIO DAYは、ぜひライブで観て欲しいイベントです。私の記事でその10%でも伝われば…と思っているのですが、やはりライブが一番です。
毎年、「自分がNIO DAYに参加している」感覚でストリーミングを観ています。もちろん昨年より今年のほうがグレードアップしているわけですが、変わらず貫かれている哲学があります。それは「ユーザー第一主義」であるということ。William Liの誠実さからはそれが滲み出ているわけですが、会社の社風として間違いなく根付いていると感じました。
NIOユーザーはそれを心から感じ取っており、NIOと相思相愛の関係にあることが伝わってきます。これはWebサイトやカタログ、株価のチャートを観ているだけでは絶対に伝わりません。私がなぜNIOの株価を平均US$3.29で保有し続けているかは、儲けたいからだけではありません。
もちろん資産を増やすことは重要ですが、純粋にこの企業を応援したいという気持ちのほうが大きいです。NIO株のホルダーには、きっとそういうNIOユーザーと同じような気持ちの人が多いと思っています。
長くなりましたが、様々な記事にお付き合いいただきありがとうございました。
同時発表されたEC7については下記をご覧ください。