ZUUMA|直感投資と戯言

直感投資家。チャートも見ますが時事ネタ等から直感で動くスタイルです。記事は話半分以下でお読みください。キングダムの考察はnoteで更新中。https://note.com/kazugaga

イベント|會澤高圧コンクリート株式会社『結』

昨日、會澤高圧コンクリートのイベント「結」に参加し、コンクリートの新しい可能性について多くの学びを得ることができました。

 

これまでコンクリートといえば、建設に欠かせない強くて安価な素材というイメージが一般的でした。しかし今回のイベントでは、そのイメージを大きく超える「多機能コンクリート」という新しい概念に触れることができました。

 

特に印象に残ったのは、コンクリートが単なる建材ではなく、電気を蓄えるバッテリーや、発熱・融雪、さらにはセンサーとしての機能まで持ち得るという点です。再生可能エネルギーの利用が広がる中で、こうした機能を備えたコンクリートは、都市インフラや住宅の在り方を根本から変える可能性を秘めていると感じました。

 

話はそれますが、NIOのBaaSステーションと會澤高圧コンクリートの次世代コンクリートを合体させたらどうなるんだろう?と思ったり。

 

NIOはもともと2025年に日本進出を目論んでいたこともあり、日本でのイノベーションにはOpen Mindだと思うんですよね。よりエコなBaaSステーションが構築できるなら、それはそれで日本の考え方にもマッチするのかな、と思ったり。新築マンションにはステーション1台マストにしちゃうとか。

 

さて、イベント「結」のコンクリート部分のまとめをしてみたいと思います。

 

 

解決すべき社会課題

まずは社会課題。尚、資料画像はイベントに参加した内容をベースに著者が独自に作成したものです。

 

次に會澤高圧コンクリートのソリューション。

會澤のソリューション

  • 多機能コンクリート

    • 蓄電機能(カーボンブラックによるナノネットワーク)

    • 電気伝導(融雪・床暖房・発熱利用)

    • センサー機能(劣化監視・災害モニタリング)

    • カーボンニュートラル化の可能性


技術進展と成果

  • 初期プロトタイプ(2cm厚) → 実用レベルへ

  • アーチ構造・南極住宅の実証

  • 家庭用エネルギー消費(10kWh/日)を

    • 従来:33㎥ → 改良:5㎥で実現可能に

  • 蓄電・発熱を兼ねた「建材=バッテリー」


會澤高圧コンクリートのビジョン

 

まとめるとこんな感じだったと思います。時間の都合上、海洋カテゴリの講演は聞けなかったのですが、コンクリートだけでも大きな可能性を感じる進捗だったと思います。それにしても浪江町でこんな最先端の取り組みがされているなんて、福島県出身者としてもっとウォッチすべきでしたね。

日本・中国での社会実装

ここからは勝手に社会実装する場面を想像してみます。まずは日本でどういう活用ができるか考えたのですが、国を巻き込んで社会インフラ(GX化)にするのが一番良さそう。

  • 防災・インフラ再生:橋梁・トンネルに導入 → 自己診断機能+長寿命化

  • 雪国インフラ:融雪道路・滑走路 → 除雪コスト削減

  • 再エネ住宅:災害時オフグリッド住宅 → 太陽光直結で夜間利用可能


 

次に中国での展開。中国は蘇州高新区など積極的にイノベーションフィールドを提供してくれるエリアや、企業連携が可能な開発区もあるので、割とすんなりやれそうなイメージがあります。特に社会インフラとしての地位を確率させてしまえば、あとは横展開するだけ。日本より速いのでは?

 

  • スマートシティ建設:雄安新区・深セン → 蓄電壁材として住宅・高層ビルに導入

  • エネルギー政策連動:「中国製造2025」「脱炭素都市目標」への貢献

  • インフラ輸出:一帯一路の港湾・道路に「蓄電コンクリート」 → 差別化と国際展開

  • 脱炭素外交カード:「低炭素建材」として世界市場での影響力拡大


 

市場規模と機会をコンサバに妄想してみました。

  • 建設市場(世界):約14兆ドル

  • エネルギー貯蔵市場(世界):約1兆ドル

  • 両市場を横断する「建材+エネルギー」という新産業を創出


 

ビジネスモデルもいくつか思いつきますが、日本のゼネコン・デベは強いので、一緒になって世界戦略を打ち出すのもありかなと。ここはゼロボードさんとも組ませたいところです。

  • B2B建材販売:ゼネコン・デベロッパーに供給

  • B2Gインフラ導入:政府・自治体向け(防災・公共施設)

  • ライセンスモデル:中国・新興国に技術移転しロイヤリティ収入

  • カーボンクレジット:排出削減効果を市場で収益化


 

記事後半は私個人の妄想込みですが、自分自身、世の中にないテクノロジー(AI)の社会実装戦略を日本・中国で実践してきて、どこか似てるなぁと感じたんですよね。私が展開しているAIも世の中にないもので、社会実装することで社会保障費の削減も実現可能なのですが、優れたテクノロジーこそ「どうやって面で展開するか」が重要になります。

 

経験上、下から行くのは愚策で、上から落としていくのが最優先すべき戦略です(なぜか上から目線w)。私の場合は経産省や厚労省を巻き込んでますが、それくらいダイナミックな動きで世界展開してもらいたいテクノロジーだと感じています。

 

福島から未来を。応援したい企業です。