形式上「民主主義」を採用していれば、選挙に介入して傀儡政権を樹立させることが可能です。米国が世界中で民主主義を強く主張し、善悪二元論で他のイデオロギーを認めない理由はそこにあります。
それをあからさまに書いたのが、ガーディアン。
米国民主党の国立民主党研究所(NDI)、共和党の国際共和党国際研究所(IRI)、米国国務省、USAIDは、これらの反政府運動の草の根キャンペーンに関与する主要な機関であり、フリーダムハウスNGOと億万長者のジョージソロスのオープンソサエティ研究所でもあります。
Source:US campaign behind the turmoil in Kiev | World news | The Guardian
上記の各組織のリンクをぜひご覧ください。普通の感覚の持ち主なら、気持ち悪くなるはずです。
ウクライナで起きた2014年のマイダン革命~政権転覆は、反政府組織を米国が資金援助して訓練し、選挙管理人を1,000人以上訓練した結果起きました。こういった「米国式民主主義の輸出」に疑問を感じる方は、日本語の記事にならない下記のような記事をじっくり読んでください。
ウクライナにおける米国の政権転覆・反ロシア政権の育成、そして兵器の提供については、過去の記事にも書きました。その中心にいるのがNED(全米民主主義基金)であり、善悪二元論をベースに他イデオロギーは認められないという米国覇権の理論です。
その上で、改めてプーチンの演説全容を見てみると腑に落ちます。
ロシアは8年以上、ネオ・ナチによる殺戮と戦ってきたわけです。言葉が悪いのですが、たった数日の戦闘で悲劇のヒーローを演じてロシアを批判するゼレンスキーは、一体どういう人格を持っているのでしょう。
最近は米国やウクライナの陰謀を書いてきましたが、私はロシアによる戦闘行為を正当化しているわけではありません。それを焚き付けてきたウクライナや米国は悪いですし、応戦せざるを得なかったプーチンの気持ちは分かるけど、良いことではない。でもこれ以上ロシア人が生命を脅かされるのを、見ていられなかったのは理解する。
日本のメディアは米国の報道機関なので、一方的にロシア悪を垂れ流してます。また、香港の時もそうでしたが、日本で突然反ロシアデモが起きるのも、米国からの指示です。突如として組織化され、人が集まり、一気にロシア悪を叫ぶ。気持ち悪いですよね。
状況が整理できない方は、馬渕さんの動画をご覧になると良いと思います。
馬渕さんが動画の中でお話している書籍も、かなりの先見の明を持ったもので、もっと日本人が読むべきだと思いました。
日本人は米国によってドップリ洗脳されています。これは戦後からずっと続いてるので、米国が企んできたことは理解し難いと思います。ウクライナも同様です。
少しで良いので、目を覚ましましょう。