米国が「民主主義」の名の下に支援して、政権転覆を引き起こそうとしてきたこと、または実際に引き起こしたことは、過去の記事で書いてきました。
日本の皆さんも、注意深く観察していれば、裏に誰がいるのかは常に明白です。「旗」を見ましょう。
新疆ウイグル自治区のジェノサイド・プロパガンダ作戦。
香港民主化作戦。
チベット独立作戦。
ウクライナ政権転覆、対露排除作戦。
裏で米国が支援しているので、必ず米国の旗が掲げられるのです。
米国はもっと多くのことを用意周到に準備します。
・反政府組織(NGO等)の構築
・やたら日本語が上手いスポークスマン(日本向け)
・お涙頂戴ストーリーの作成(俳優・女優・撮影部隊)
・過去画像を転用、加工
・突然日本語でツイートし始める現地人
・美女
枚挙にいとまがないのですが、現代の戦争は2つ。経済戦争とこの情報戦争です。欧米メディアは同盟国向けに一斉に同じ内容の報道を流します。日本のメディアも、こぞって同じ内容の報道を繰り返します。検証作業などありません。速報、ヘッドライン、特集に至るまで全て一方通行の内容に終始します。
これは湾岸戦争時もそうでした。「大量破壊兵器がある」という嘘が、日本でもまことしやかに報じられ「悪の枢軸国」が出来上がったわけです。それが米国の嘘だったということを検証することもなく、ただイタズラに報道を垂れ流してきた過去があります。何十万人も亡くなった後で、嘘が発覚する。これは戦争犯罪です。
今回のロシアについても同様です。
ロシアが正義だということではなく、極端に偏った報道では憎しみや被害者しか生みません。このことに気づいている日本人も増えてきたように思いますが、米国がいかに世界中で戦争を引き起こしてきたかを改めて学ぶ必要があると思います。米国の言いなりになっていると、日本もいつか巻き込まれてしまう可能性がゼロではありません。
突然ロシアの大量破壊兵器を言い出す裏には、米国が隠したいことが存在しています。
米国とウクライナが進めていた生物兵器の証拠。
The Pentagon program in the Ukrainian biolabs is "sensitive information". The government of #Ukraine is prohibited from public disclosure of this sensitive information and Ukraine is obliged to transfer to the US Department of Defense dangerous pathogens for biological research pic.twitter.com/4HhZxyi9v0
— Dilyana Gaytandzhieva (@dgaytandzhieva) 2022年3月9日
ロシア国防省が掴んだ生物兵器開発計画。
プーチンが下した決断。
ただイタズラにロシア=悪、中国共産党=悪という構図ではなく、他国に侵攻した国=日本に生きる人間として、バランス感覚を持った情報の取捨選択をすることが、戦争に加担しない国の国民としての在り方ではないでしょうか。
※生物兵器開発については別の記事でまとめてみたいと思います。
思考することも放棄し、入ってくる情報だけで物事を判断する危うさ。これは大戦の時の環境と似ています。
米国がウクライナを使ってやってきたことを、現在地という点で見ると見えなくなります。線で見ることで、米国がどれだけ悪行を働いてきたのかが理解出来ます。