ZUUMA|直感投資と戯言

直感投資家。チャートも見ますが時事ネタ等から直感で動くスタイルです。記事は話半分以下でお読みください。キングダムの考察はnoteで更新中。https://note.com/kazugaga

米国覇権

コラム|4年ぶりの中国、そしてNIO HOUSE

ちょうど4年ぶりに中国を訪れてました。2019年11月に武漢に行ったのが最後でした。今回で合計17回目の中国渡航になります。 早朝から夜遅くまで仕事のスケジュールがビッシリ。本当に分刻みで、合計5都市を回りました。仕事の成果としては上々で、交換した名…

コラム|破壊者・米国の愚策と金融マーケット(2)

米国でインフレが続く理由は一体なぜか…結論を先に書きますと、米国が自らの覇権争いのために愚策を続けるからです。何の覇権かは明確で、エネルギー覇権(ペトロダラー)と経済覇権です。この2つが揺らぐと、もう1つの覇権も揺らぎます。 この記事は前回の…

コラム|崩壊していく米国、刷られる紙幣

<ポイント> 米国のシリコンバレー銀行が経営破綻し、金融当局の管理下に置かれた。多くのスタートアップのメインバンクとして利用され、急速に成長した銀行。週明け以降、影響が広がると見られる。 いよいよ米国発のクラッシュが近づいてきました。昨年か…

コラム|狙われるトルコ、TurkStream

米国が仕掛ける謀略 ジャーナリストであるシーモア・ハーシュ氏は2023年2月8日、「アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか」という調査記事を発表しました。 seymourhersh.substack.com 彼が単なるジャーナリストなら見向きもさ…

コラム|為替介入というドーピングの裏で

円の暴落 ドル円で150円台を付けたのは、1990年まで遡ります。チャート(画像)によると、4月9日には158.755円まで行きました。 当時の日本経済は、90年代のピークGDPを目指していた頃です。 Source:Japan GDP 1960-2022 | MacroTrends GDPの成長率を見れば…

コラム|マーケット崩壊が秒読み!?

今年(2022年)の3月に、金融分断のシナリオという記事を書きました。 investmax.hatenablog.com 現在、上記の記事で記載した通りの流れになっています。要点のみ引用します。 今回、米国主導による対露制裁で米国が実現することは、3つあります。 ✅インフ…

コラム|空洞化するウクライナと暴走する米国

ウクライナが空洞化しています。 4州を併合したロシアには、ウクライナから880万人が「国籍移動」することになります(100%が移動すると仮定)。ウクライナの総人口4,413万人のうち、20%になります。 また、ウクライナから国外に避難した人の数は765万人(…

コラム|民主的度合いに関するグローバル世論調査

民主主義って一体何なのか。 40歳を過ぎて、政府やメディアが「民主主義」を連呼しているのを見聞きするにつけて、そんな疑問が沸かない日本人は多分いないと思います。 「~主義」って、そもそも都合のいい言葉です。また、その言葉を使うことで価値観や行…

コラム|2022年YTDで振り返るマーケットとSikorsky MH-60R

2022年の主要YTDパフォーマンスをまとめました。 2022年をここで一度振り返る 2022年は何度も書いてきた通り、安全保障的観点、地政学的視点でマーケットを見なければならない年のため、特に株価は上がらない年です。また、米国の利上げ連発は皆さんご存じの…

コラム|ウイルスと戦争はセットで資産を奪う

英国債が暴落中で、世界的にトリプル安(債権安、株安、通貨安)の様相を呈してきました。不利なポジションを持っている方は、傷が浅いうちに損切りをオススメします。資金力がある方は、積極的にBUYです。 www.bloomberg.co.jp 積極的にBUYと言っても、ARK…

NIO|8月納入実績、そして本当に日本に上陸するのか

先日の記事にかなりの反響があったようで、アクセス数が増えていました。 investmax.hatenablog.com コンプラ的に個別銘柄についてあんまり書けなくなってしまったので(拡大解釈しているだけかもしれませんが)。今回は最後にちょろっと書きます。 実は中国…

コラム|日中韓インキュベーションセンター@塩城市

先日、こちらのフォーラムに参加していました。 日中韓連合で、江蘇省塩城市に企業を誘致していこうという素晴らしい試みです。 塩城市 塩城市は上海の北に位置する、人口780万人の都市です。日本の市単位では横浜市が380万人くらいですが、規模としてはその…

コラム|自浄作用のない日本メディア

日本のメディアは偏り過ぎている 先日書いた通り、日本国民を愚民化し国際情勢も国内情勢も正しく理解できなくなっているのは極端に偏ったメディアのせいです。 正確に報道できない日本のメディア、正確な政治判断が出来ない日本の政治家・識者がいる以上、…

コラム|太平洋戦争で理解すべきたった2つのこと

終戦という言葉を聞くたびに、果たしてどこからどこまでが戦争なのかな…と考えざるを得ません。現政権も、対露制裁を課しました。それは、米国がウクライナに兵器を送ることで戦闘を激化させているのと同様、紛争中における一方への加担は、紛争に間接的に参…

米国|バイデンが日本で展開した防衛ビジネス

米国が戦争を止められない理由の1つが、兵器ビジネスにあることは多くの人が理解していることでしょう。米国の軍事関連企業が儲けることで株価が上昇し、歴代の政治的要職に就任するのはそれらの企業の役員でした。ラムズフェルド然り。 もう1つが覇権維持の…

テスラ|S&P500 ESG除外とインフレ猛威

テスラ|S&P500除外とインフレ猛威

ウクライナ|バイオラボとマリウポリの現状、メディアの嘘

バイオラボの資金源 ウクライナのバイオラボに、米国が資金提供していたことが明らかになっています。 www.rfi.fr その証拠を米国が削除し、ウクライナが証拠隠滅を図ったこと、また、バイオラボに関するネットワークに関しては下記の動画をご覧ください。こ…

ロシア|MH17撃墜事件から「今」を見つめる

2014年、ウクライナで政権転覆(2月:マイダン革命)があった年に、もう1つの悲劇が起きていたのを皆さん覚えてますでしょうか。マレーシア航空の旅客機MH-17が何者かによって撃墜され、墜落した事件(7月17日)です。 ドネツク上空で撃墜され、298人全員が…

米国|金融分断が起きる火種(追記あり)

金融分断の火種 米SECのゲイリー・ゲンスラーが、中国株の非上場化に関する発言をしたことで中国株が下落しました。具体的には、「中国企業約200社の上場廃止の回避に向けた合意が間近になっている」との憶測を全否定したわけです。 markets.businessinsider…

NIO|ARK、ついにNIO株を買う

ARKがついにNIO株を買いました。

CIAレポート|ウクライナでの工作(1976年)ほか

週末いかがお過ごしでしょうか。昨日は旧友4人が遊びに来たので、セラーの中にある飲みたいお酒を開けてもらいました。日本酒が好きな面々なので、日本酒をチョイス。 雪の茅舎、栄光冨士、会津中将。個人的にはどれを飲んでもハズレなし、の酒造さん。 築地…

ウクライナ|難民はどこへ行ったのか

ウクライナから国外へ避難する難民が300万人を超えたというNewsを見ました。評論家の田中宇さんも仰ってましたが、どうもこの数が大きく歪曲されてカウントされているように思えます。 そこで、最も多い避難先とされているポーランドを含め、ウクライナの周…

CIAレポート|CIAによるウクライナでの工作(1953年2月)

この1週間は、米国による対ロシア工作をCIA公開文書から読み解いてきました。本当に多くの文書にアクセスしてきましたが(まだ全て読み切ってません)、米国(CIA)が秘密裏に進めてきたウクライナでの対ロシア工作が本当に根深く、どこから書いて行けば良い…

CIAレポート|CIAによるウクライナでの工作(1950年3月)

ロシアやウクライナに関して、様々な情報が飛び交っていて何が真実なのか見えにくくなっています。情報戦争を仕掛けてきたのは米国なので、ロシアに有利な情報はプロパガンダや陰謀論として消されがちです。また、FacebookやTwitterが米国政府の意向でロシア…

米国|「旗」を見ろ

米国が「民主主義」の名の下に支援して、政権転覆を引き起こそうとしてきたこと、または実際に引き起こしたことは、過去の記事で書いてきました。 investmax.hatenablog.com 日本の皆さんも、注意深く観察していれば、裏に誰がいるのかは常に明白です。「旗…

ロシア|Twitterが遮断する不都合な真実~ウクライナ軍によるロシア侵攻と米国による武器提供

ウクライナ軍のロシアに対する侵攻について、Twitterでシェアすると遮断されるリンクがありました。 下記のサイトです。 20.02.2022 Ukraine War Overview. Kiev Escalating Situation Amid Donbass Bracing for Homeland WarSouth Front リンクへのアクセス…

米国|バイデン政権の支持率を歴代大統領と比較してみる

この画像はバイデン政権の支持率推移です。なんと41.8%という体たらく。この支持率回復を目指して対露プロパガンダ戦争を始めたのかもしれませんが、米国式ハリウッド正義が支持率を獲得したのは遠い過去のお話。 今や米国人は、冷静にことの成り行きを見て…

米国|NED(全米民主主義基金)による謀略の歴史を暴く

ウクライナへの資金提供 ロシアがなぜこれほどまでにNATOの東進・拡大を警戒しているかは、前回の記事に加え、米国がNED(National Endowment for Democracy=全米民主主義基金)を通じて、ウクライナを親米政権にする画策を通じ、ロシアに対抗する動きを取…

米露|米ドル覇権をかけた米露・新冷戦時代

インフレの話をする前に、ロシアの歴史をざっくり。なぜロシアがNATOの拡大を許容しないのかを理解するには、豊島晋作さんの動画がわかりやすいと思います。 「ロシアの論理」で読み解くウクライナ危機【豊島晋作のテレ東ワールドポリティクス】(2022年2月9…

投資|4日間で、ボラティリティー指数で稼げたのか

さてさて、米国の戦争プロパガンダを利用した投資の答え合わせです。色んな記事を書いてしまいましたが、簡潔にまとめたいと思います。 <仮説>米国の「ロシアによるウクライナ侵攻プロパガンダ」によって投資家マインドが冷えて、一時的にBearトレンドにな…