KAZUMA|直感投資と戯言

直感投資家。昨年のリターンは650%ほど。チャートも見ますが時事ネタ等から直感で動くスタイルです。記事は話半分以下でお読みください。キングダムの考察はnoteで更新中。https://note.com/kazugaga

最新EV相関図

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2021年2月8日号の日経ビジネスは、投資家にはかなり目を引くお題です。

 

その名も、The EV Battery Wars(EVバッテリー戦争)。

 

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私も早速読みました。

 

この中に、車載電池を巡る主な相関図(P32)があるのですが…不完全だったのでこのページをベースに加筆しました。

 

それがこちらです。

 

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日経ビジネス(2021年2月8日号)を参考にKAZUMAが作成

 

何が不完全だったかと言いますと、大きなところではNIOとWuhan Weineng Batteryが抜けていたことです。

 

私がNIO好きなのは置いといてですね、NIOが2022年に全固体電池を搭載すると発表したことはご存知でしょうか?この件に関し、まだ全固体電池の開発が終わってないトヨタの関係者はこう言いました。

 

「量産化する上では、絶対的な安全性の確保が必要。甘いものではない」

 

はい、それは間違いないのですが…一番のポイントは、NIOがBaaS(バッテリー・アズ・ア・サービス)の鍵を握る会社を、トヨタが提携しているCATLと共同で設立したことなんです。それがWuhan Weineng Batteryです。

 

これ…トヨタ経営陣の背筋が凍ったはずなんですよ(大げさ)。

 

トヨタもCATLやBYDと組んで全固体電池の製造をしたいわけですから。そのCATLが既にNIOと会社を設立し、全固体電池の市場投入を発表したのです。これは、明らかに、NIOとCATLのアセットとして全固体電池をBaaS提供していくという意思だと私は考えています。

 

トヨタはもしかすると、独自開発よりライセンスを提供してもらって製造したほうが早くなるかもしれません。ここ、大事なんです。日経ビジネスさんが大事なところを資料に加えていなかったのは、取材不足ではないと思いますが…本当に勿体ない。

 

余談ですがトヨタは今のところ、世界戦略で失敗していると思います。もう組むところが無いというか、先手を打つ機会を逃しました。Bytonが頓挫した時に、最も安く買える時に買えば良かった。Appleが打診したほどなので、今からでも買えばいいのに…と思ってしまいます。

 

話を戻します。NIOの全固体電池に関する発表の真偽はこれから見ていく必要がありますが、Wuhan Weineng Batteryの詳細が分かってきたら面白いですね。

 

そしてNIOは、バッテリースワップ(交換)関連の特許を1,200以上、取得している。

www.greencarcongress.com

cntechpost.com

EVのコストの2~3割を占めるバッテリー資産を、EVオーナーに持たせるのではなく、交換という方式を採用したことは非常にクレバーです。サブスクにしてしまった。オーナーにも会社にもメリットがある方式です。これで購入時に1万ドル(約100万円)ほど車体価格が安くなるわけですから。

 

それでも毎月支払いが発生して結果的に高くなるのでは?と勘違いする人がいると思いますが、現行販売モデルのEC6でもメリットが出ます。

 

EC6 - バッテリーなしの場合の車体割引額…70,000元(約114万円)

毎月支払うサービス料金…980元(約1.6万円)

 

1.6万円×12ヶ月=19.2万円…これが年間コストです。一般的にEVバッテリーの耐用年数が5年と言われてますから、他社EVの場合だと5年で買い替えですね。NIOの場合は5年計算だと、BaaSのスワップ方式を採用したほうが安い。ローン対象となる車体の分母も下がるので、総支払額として見れば断然安くなるわけです。しかも新エネ車の優遇対象となってさらにお得に。

 

車体が無事なら、簡単な交換&ソフトウェアップデート、バッテリーは常に最新に交換という形で、買い替えせずに乗り続けることも可能かもしれません。それじゃ車体売れないじゃん!というツッコミもあると思いますが、もうそういうビジネスモデルで考えてない可能性も高いです。

 

現に、NIOの社長は車両価値維持率が向上すると言い切ってますので、多分そうなるのでしょう。あぁ、NIOの中古車販売ディーラーにでもなろうかな…

 

ARK InvestのFounder/CEO/CIO・Cathie Woodも、NIOは中国で勝つと断言。でもARKはTesla買ってるからNIO買わないのでしょうか。

finance.yahoo.com

NIOに投資したい人向け↓

www.youtube.com

私は他社がどうこう関係なく、Game Changerになると思ってます。

 

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最後に、EV/PHV向け車載電池の世界シェア(2019年)の1~5位を。

 

①CATL 28%

②パナソニック 24%

③LG化学 11%

④BYD 10%

⑤サムスンSDI 4%

 

NIOが発表した全固体電池をCATLが量産するのであれば、CATLの株価は今の倍になってもおかしくありません。

 

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そしてNIOのForecastで楽しそうなのを見つけました。

 

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次のテンバガーまで5年。1000万円が1億円に…本当でしょうか。テンバガーになる株を買うには、狂気なまでに信じ込むことが重要です。100人中、99人が信じていなくても、信じる。それが出来るか出来ないかだけ、問われます。

 

<あとがき>

インドのタタモーターズが、テスラと契約してテスラEVの生産をする…という噂レベルの情報がありました。それでタタの株価が上昇していたんですね。

www.fool.com

 

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