新型コロナウイルスに関するアメリカ・マッキンリー郡の惨状は、なかなか日本には伝わってきません。マッキンリーには、少数民族が暮らしています。
✅昨年9月時点で、同郡は一人当たりのCOVID-19による死亡者数で州内第1位、同・全国第6位
✅死亡率が最も高いエリアの1つで、悪化の一途
✅郡の境界線内の土地の大部分はナバホ・ネーション保留地の一部
✅彼らは植民地化、天然痘、虐殺、再定住を乗り越えた人々の子孫
アメリカが「人権」と「民主主義」と「自由」の国なのであれば、自国にいる虐げられた少数民族をまず真っ先に守るべきだと思っています。特にインフラは本当に酷い。
✅政府が常にこの問題を放置していることが原因の一つだと、2012年にディグディープを創設したジョージ・マグロウ()氏はいう。
✅米国では19世紀半ば、上下水道への重点的な投資が開始された。だが、米国人約3億3000万人のうち約200万人は今日でもこうした設備を利用できていない。
✅マグロウ氏はAFPに対し、連邦政府の主なインフラ投資から忘れ去られた広大な一帯があり、そこには主に黒人や先住民が暮らしていると語った。
✅先住民族がこの影響を最も受けている。水道設備がない世帯は、白人では1000世帯当たり3世帯にとどまるが、先住民では58世帯に上る。
他国の人権問題にリソースを使う前に、自国の少数民族に対する支援を手厚くすべきだと思いませんか。放射能で汚染されている井戸も放置されてます。
私はユタ州に行った時に、ナバホ・ネーションについて初めて知りました。
アメリカのような先進国にも、こういうエリアがあるのだと。時間の関係で訪れることは叶いませんでしたが、話を聞く限り、アメリカが批判する新疆ウイグル自治区のほうが生活環境は断然良いです。
中国が良いと言うつもりはありません。ただ、中国はアメリカのこうした現状を知りつつも、ナバホ・ネーションについて言及し批判することはありません(今のところ)。内政干渉だからです。やってもらいたくないことは、やらないのです。
アメリカの戦略的忍耐って、何でしょう。初めて聞きました。
ちなみに、私はユタ州でモルモン教になったわけではありませんが、企業経営や最新ITインフラを学びました。その後、ラスベガスでは米国不動産を学び(カジノはつまらなかった)、カリフォルニア州レディングから北上して、あのマウント・シャスタにUFOを見に行ったこともあります。
他にも書いたらキリがありませんが、アメリカは好きです。ただ、政治のやり口は嫌いです。嫌いですが、別に感情的になったりはしません。嫌いというだけです。
新型コロナウイルスで分かりましたが、まず自国のやるべきことをやる。自国の対策が出来たら、近隣の国に支援の手を差し伸べる。それが、優先順位として正しい在り方だと思いませんか。
この大変な時期に、自国内で暴動が起き、議事堂が占拠され、42万人が亡くなっているというのに、戦略的忍耐とかジェノサイドとか平気で言ってしまう神経が、同じ人間として信じられません。Covid-19を放置して42万人亡くなっているほうがジェノサイドです。
知識人と言われる方々、なぜ誰もツッコまないのでしょう…
繰り返しますが、中国が正しいと言うつもりはありません。他国をどうこう言う前に、自国を統べることが出来なければ、自ずと世界の見方は変わっていきます。世論です↓
✅アメリカに依存せず独自の安全保障を確立すべき…67%
✅アメリカが常に欧州を守ってくれる…10%
✅米中対立においてアメリカを支持する…22%
Crazyな国になりつつありますが、軌道修正できると思います。 インドvs中国、アメリカvs中国に、要注意ですね。
最後に声を大にして言いたいことが1つ。昨夜、GameStopの株が一時+100%になりました。
あまりのジェットコースターで上下が凄かったので、上げ下げでギャンギャン稼いでたところ、突然取引停止に。10分か15分か、取引停止が明けたらあり得ない位置まで株価が下落。その間、一体何が起きたのか説明して欲しい。最終的に株価は+18.12%でCloseしました。
結果、3万円損しました。ギャンギャン稼いだのに。私には戦略的忍耐はありませんでした。