NIOのエネルギー補給システム「NIO Power」の供給開始から3年を迎えた2021年7月9日、NIOは上海で初の「NIO Power Day」を開催し、システムの歴史や技術を紹介しました。
NIO DAYとは別に開催することで、同社が非常に重要な社会インフラとして考えていることが分かります。
<NIO POWER DAYの要点>
✅来月中に50以上のバッテリースワップステーション(BSS)をオープン。
✅2021年のBSS数の従来の目標を500→700(+40%)に引き上げ。
✅2025年までに全世界で4,000カ所以上のBSSを設置。
✅そのうち1,000カ所は海外市場。
ここから想像するに、国内外での受注見込みが相当増えてます。BSSを40%も設置増させるということは、台数だけではなく対象エリアの拡大も視野に入っていて、かなりの数の顧客Waiting Listがあるように思えます。
ということは、株価的にもさらにアップサイドになるわけです。
このところのナスダック・ハイテク株の下落にも巻き込まれて下げてますが、個別要因ではなくて市場要因で下げるのはウェルカムですね。少なくともNIOという企業における株価下落の個別要因が見当たらないからです。
下記が最近5日間のパフォーマンス。ここは強気のBullishでしょう。
ただ、株というのは業績や将来性に関係なく下げるものでもあります。私はチャート投資家ではありませんが、感覚的には40ドル近辺まで下げる可能性もあると見ています。
株価は一直線には上がりません。必ず上下します。会社の将来性は高いと私は見てますが(そうでなければ2ドル台で買ったりしません)、それでも下げるのが株です。
一喜一憂せずに、長期スタンスで間違いない銘柄の1つと信じています。それを証明する、NIO POWER DAYの内容でした。