ZUUMA|直感投資と戯言

直感投資家。チャートも見ますが時事ネタ等から直感で動くスタイルです。記事は話半分以下でお読みください。キングダムの考察はnoteで更新中。https://note.com/kazugaga

NIO|三江源国立公園での保全活動に使われるNIO EV

下落予想が当たった!とかドヤるつもりは全く無いですが、これだけ下がると流石に萎えますね(笑)。一部のポジションも、テンバガーを切ってしまいました。

 

NIOの株価現状

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以前、「専門家が書くから書きません」と書いたのはFOMCのことです。もともと2月~3月にショートも剥がれて買い場が来ると読んでいたのは、FOMC後に株価が下落すると見ていたから。それを書くとネガティブに捉えられてしまうので書きませんでしたが、さらに追い打ちをかけたのが米国によるロシア虐め。

 

この件に関しては今回書きませんが、まぁ酷いものです。米国はインフレも放置して(そもそも完全コントロールは出来ませんが)、他国への内政干渉を継続し、その都度株価を下げてきました。

 

NIOの株価は、NIOの業績云々ではなくて、外部環境要因に大きく左右されてきたと思います。サプライチェーンに関しても、87万人もの死者を出した米国がもっとしっかりすれば(以下自主規制)。

 

文句を言いたいわけではなくて(笑)、株価とは関係なくNIOが目指している世界観の1つを、今回ご紹介したいなと思います。

 

三江源国立公園(中国語:三江源国家公园)

三江源をご存知でしょうか?

 

三江源は、青海省南部の青蔵高原(チベット高原)の奥地にあり、長江(揚子江、Yangtze River)、黄河(Yellow River)、瀾滄江(Lancang River)の源流。2003年1月に国家級自然保護区が設立され、16年から国立公園としての管理運営体制を確立するための試行的な取り組みが行われてきました。

 

場所はだいたいこのあたり。ざっくり過ぎますが堪忍。

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この三江源にある公園が、2021年10月に中国国内初の国立公園に指定されました。この敷地内に住む少数民族もいて、広大な敷地をそっくりそのまま保護区にしているような感じです。

 

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このあたりの生態系に関しては、こちらの記事もご覧ください。

 

今回書きたいのは保護区がどうのこうのではなくて、NIOのことです。

 

NIOの取り組み

国立公園に指定された昨年10月、ほとんどNewsにはなりませんでしたが、三江源生態保護財団とNIOが、グリーンエコロジカル共同建設計画を開始しました。NIOは、三江源生態保護財団にスマートEVを提供し、三江源地域での生態パトロール作業のためのエネルギー充電施設を建設するそうです。

 

また、NIO Users Trustは、三江園生態保護基金と協力して、この地域にエコビレッジを建設する予定です。今後5年間、同トラストは生態村の研究拠点建設に投資し、生物多様性の保全研究を推進するとともに、タワーやロッジなどの公共福祉プロジェクトを実施し、田園地帯の活性化、地域の環境保護と経済発展の促進に貢献していくことも発表されました。

 

このNewsは、China Association of Automobile Manufacturersに掲載されています。

www.caam.org.cn

 

実はNIOが提携しているGACもこの保全プログラムに以前から関与してまして、何やら国家級の壮大な保全・エコプログラムが発動する感じですね。

 

kyodonewsprwire.jp

 

過酷な環境でも走破できるNIOの車体クオリティが評価されたのでしょうか。詳細はこれ以上わかりませんが、NIO DAY2021でも環境保護活動を発表するくらい、NIOの環境に対する関心は非常に高いものだと確信させられます。

 

利便性を追求してきた現代科学は、ここに来て自然環境と共存する道を選ぶことになりそうです。そしてそこに、EVメーカーであるNIOが協力を惜しまない。このことだけでも、NIOを応援する価値は本当に高いと思わせます。

 

個人的には、SDGsを声高に叫んでいる企業や人を信じません。なぜなら、やっている企業・人は、昔からやってきたのです。積み重ねてきたのです。それを今、ことさら叫ぶことでBusinessに繋げようとしている感が見え隠れしてしまって、なんだか薄気味悪い潮流になったなぁと感じるのです。

 

そう感じませんか?

 

そんなこと言わずとも、こうして着実に環境保全にどんどん参加していく企業があること、そしてその企業が自分が投資している企業であることは、投資する意義が新たに増えることになります。もちろん、株価は上がって欲しいと願うのですが(笑)、それは将来的に上がっていくとして、このような企業を応援できることは誇りに感じるわけです。

 

近い将来、保護活動にNIOのEVが使われている光景が見れることを、楽しみに待ちましょう。正しい企業は、正しい歩みをします。それ以上、何を言うことがあるでしょう。

 

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