さぁ…ついに届きました。そうです、Minisforum V2です。V2には大変期待してまして、どれくらい期待していたかは以前書いた過去記事をご覧ください。
開封してまだ1日も使用していないので、現時点で感じた点などを書いておきたいと思います。そんなの気にしない!というせっかちさんに先にお伝えしますと、V2は2in1のペンタブが欲しい場合は購入候補に入れるべきです。
今回も海外発送品なので、発送してから到着まで少し時間がかかりました。開封すると…洗練されたPCの外箱のような出で立ちです。これは期待でいろんなところが膨らみます。ちなみに、今V2でこの記事を作成しています。
開封すると、しっかりしたスチロールに囲まれて、ハイエンドスマホのようにぴっちりシートにくるまれたV2が登場。ガジェットオタクにとっては、この瞬間が一番たまりません。
キーボード部分とディスプレイ部分はマグネットで接着する形です。同梱品は非常にシンプルで、本体とケーブルとACアダプタ。65WのACアダプタ(GaN窒化ガリウム充電器)は細かいエッジラインが入ってオシャレ、かつ小さいです。計測してみると、縦5cm・横5cm・高さ3cmでした。同梱ケーブル長は2mです。
独特なのがキーボードの配列でしょうか。このあたりの使い勝手は慣れもあると思いますが…ストロークは深すぎず浅すぎない感じ。個人的には不都合は感じていません。
キーの表示は普通ですが、唯一「V」がオシャレな記号になっています。これは「V2」ということを意識したデザインなのでしょうか。
外観ばかり言及してきましたが、キーボードのパームレスト部分の素材は秀逸で(どういう素材なんでしょう?)、指紋等が目立たないようになっています。少しファブリック感のある優しい感触で、これだと寒い冬でも冷たく感じないのでは?と思いました。もし凍えたらすみません。
ペンはまだ使用していないので評価はできませんが、ちゃちな感じは伝わってきません。ディスプレイに接触させなくても、非接触でカーソルの移動ができるようです。ただ、同梱の説明書にはペンの記載すらなく、充電方法を知ることができません。というか…本体付属品の中にもペンの記載がありません。相当急いでリリースしたのでしょうか。
現時点では、V2は普通にサクサク使えているので、少し愛用してみたいと思っています。今月の出張にも持って行こうかな。
1点だけ、不満というか「ん?」と感じた点を。V2をセットアップしている最中、また、PCアプリをインストールしている最中に、勝手にポインタが動き回り、変なところをクリックして設定やブラウザが立ち上がってしまったりと、挙動不審な動きを見せたところです。ん?誰か遠隔で動かしてない?と思ったほどで、やがてマウスも言うことを聞かなくなり、画面タッチで電源オフさせました。
動画を撮ってみました。
再起動すると普通に戻ったので、もしかするとプログラムの更新やアプリの新規インストール時は注意したほうが良いかもしれません。特に何か資料を作成していたり、ブログの記事を書いている場合はバックアップ保存しておきましょう。
(追記)
説明書の画像を載せておきます。
指紋識別が画面右側の下部になっていますが、間違いだと思います。電源ボタン部分にタッチすると、指紋認識設定ができました。説明書に記載された部分をタッチし続けても永遠に認識されないので、ここも注意が必要です。
<総評>
このスペックの2in1で10万円強であれば、求めやすい製品であることは確かです。キーボードの配列にこだわりが特にない場合は、購入候補の筆頭になることは間違いないでしょう。一部ではSurface超えとも言われたりしてますが、コスパで考えれば超優秀なマシンです。
※最後に※
なぜかMinisforumの公式ウェブサイトに、V2が掲載されていません(涙)。先行予約販売が終了したのか、正式販売がこれからなのか、理由は分かりません。幻の製品にならないことを願っています。私以外にレビューしている人が極端に少ないですから…この記事は誰得なのだろう…オワッタ