前回、雨漏りが発覚したマニラの某コンドミニアム最上階。
今度はエアコンのモーターが故障したということで…見積もりが送られてきたというお話。
不動産を所有していると、思った以上に色々あるのは承知してます。しかも海外ですし、フィリピンですし。 管理会社に任せっきりなので、少し費用が高くても目を瞑るくらいの優しさは持ち合わせているつもりです。
また、マニラは約1年間GCQ(ロックダウン)を継続してきた都市なので、少し費用がボラれていたとしても、目を瞑るくらいのゆとりも持ち合わせているつもりです。
でも…30,200ペソって…
モーターの交換だけですよね??30,200ペソって、日本円でいくらかと言うと…
65,204円です。
新品のメイド・イン・ジャパンのエアコンが買えます。
前述の通り、理解できる金額なら文句を言うつもりは毛頭ないのです。もっと…「これくらいなら払ってもいいか」というレベルの金額にしてくれ。というか、日本人舐めてるのかな。
50階建ての最上階のそこそこ広い部屋を持ってるオーナーだから、6.5万円請求しても怒られないだろう、と舐めてるのかな。
そう言えば昔、こんなことがありました。
マニラのとある大富豪(70代)の自宅に泊まらせてもらった時に、私の部屋にマッサージサービスを呼んでくれたことがありました。女性が2人来てくれて、マッサージの訓練を受けたのでしょう、上手なのです。マッサージが始まった頃、その富豪が私にこう言ったのです。
「1人あたり600ペソ(1,200円ほど)だけ払って。多く払うのは良くないから」
日本人から見れば、たっぷり2時間半ほどマッサージをしてくれて、それで600ペソは破格。女性1人と英語で会話をしていたら、「弟がエンジニアになりたくて、その学校に通う費用を稼いでる」と言うので、つい、私は倍額を払ってしまったのです。
彼女たちが帰ったあと、その顛末を富豪に話したら、「それは駄目だ」と言う。サービス対価には相場があるのと、必要以上に与えてしまうのは彼女たちにとっても良くない。もらうべき稼ぎというのがあって、それを守らせる必要があるのだ、と。
お腹が空いている人に魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えなさい…と誰かが言っていたような気がします。それを思い出しました。
余談ですが、私は海外で女性を買うことは一切しません。日本人男性はホント、好きですよね…自分が聖人だと言うつもりではありませんが、日本人の品位を落とすことはしないのです。
話を戻します。マニラの不動産を所有してから、色々と学ばせてもらってますが…今回の請求は酷すぎる。前々から思っていることですが、海外不動産は、二度と買わないと思います(笑)。