珍しく、米国による民間人殺戮のリーク。
（Source：米軍、民間人犠牲の空爆隠蔽か シリアの対テロ戦で NY紙（時事通信） - Yahoo!ニュース）
日本人がこの手のニュースに触れることは稀でしょうね。「徹底した調査は行われなかった」と書いてある通り、自国に不都合なことは調査しません。それは今回に限らず、以前からそうです。
最近、記事のリンクのみならず、キャプチャーを貼ってるのは理由があります。日本のメディアは米国に不利な情報をすぐに削除するからです。お上から言われてるのか分かりませんが、私の過去記事を遡ってもらえれば一目瞭然です。
米国がしてきたことは、一貫して他国の体制変更、つまり強引な民主主義化です。言うことを聞かない政権がいれば、ウソをデッチ上げてトップを殺します。それを新疆ウイグル自治区や香港、チベットで焚き付けてきたことも明白なのですが、中国はずっと米国による執拗な「民主主義戦争」と戦っています。
下記は最も読まれている記事です。ご参考まで。
今回のシリアにおける民間人殺戮も、自衛のための空爆で、「われわれ独自の証拠に基づいて調査が行われた」と主張してますが、果たしてそうでしょうか？アフガニスタンでの民間人殺戮時と同じことを言ってますね。民間人が米国軍に差し迫った脅威を与えることは可能なのでしょうか？
殺された民間人の人権は一体どこにあるのでしょうか？
他国の人権を批判する権利が米国政府にあるのでしょうか？
誰も米国を裁けない世の中がおかしいです。
日本は、中国の揚げ足ばかり取らないで、もっと米国政府の適当でまやかしの世界平和作戦を暴くべきです。そっちのほうが面白いのに。中国人が現地で車にはねられたり、鉄柵に首が挟まって抜けなくなったり、どこかの店舗が爆発したり、そういうのは日常茶飯事なのでつまらないんですよ。メディアは中国を卑下するイメージを伝えて、何がしたいのか分かりません。
賢い日本人は中国に行って学んでますが、日本人の90％はきっと中国が嫌いでしょう。反対に90％の中国人に日本が嫌われたら大変ですよ。母数が違いますから。1億人vs12億人じゃ、勝てません。
そういう他国や他文化を嫌う報道ではなくて、米国に核爆弾を落とされた被爆国なのですから「誰が戦争を仕掛けているかを正しく伝え、戦争に反対できる日本人の国際感覚を養う」のが正しい在り方です。
中国との海洋問題も、なぜ中国が「日本がどさくさ紛れて強奪した」と根深く思っているのかを、掘り下げてみてはどうでしょうか。
話はそれましたが、政治家に「対米従属だけが日本の政策なのか？」と疑う人がいなくて辟易します。メディアも、1社くらいは米国のFactCheckを報道するところがあってもバランスとして良いと思うのですが。100％右向け右は、本当に怖いです。でもまぁ、無理でしょうね…新疆ウイグル自治区のジェノサイドを報じたメディアは、自社報道のFactCheckも出来ないでいますから。どこに消えたのでしょう、ジェノサイド。いつの間にか強制労働になってますが、報道したことに対する責任は無いのでしょうか？
何度も書いてきましたが、また念の為書きます↓
中国が100％シロだと言うつもりは全くありません。ただ、中国を辺境の国だと見下す風潮や、過去と今の中国共産党の在り方を混同している人が多いのを、少し修正しておくべきだと感じます。米国がやっていることは、胸を張って正しいと言い切れるものではありません。
