2021年12月18日夜、NIO DAY 2021が開催されました。$2台からNIO株を保有し、本家NIOの公式Twitterアカウント(@NIOGlobal)からもフォローされている身ですから、Liveで見ないわけにはいかないのです。
スピーカーはこの方、William Li(李斌)です。いつ見ても笑顔が素敵。
約1時間強のイベントでしたが、結論から言うとNIOの方向性は間違ってません。本当に投資して良かったと思ってますし、来年も多くの投資をする予定です。
Clean Parks
カーボンニュートラルを目指すエコシステムを確立させるために、NIOが主導して今後3年間で1億元(約18億円)の投資を行うことを発表しました。その名も、Clean Parksです。NIO単独ではなく、国際的な組織と様々なコラボレーションを計画しているとのこと。近々、詳細が明らかになるようです。
これは…中国政府も応援せずにはいられないでしょう。政策に合致しているだけではなく、さらに環境問題に対応していこう!というわけですから。本当に素晴らしい会社だと思いませんか。
Charger
Destination Charger:3,348台、Super Charger:3,136台を既に設置し、Power Swap Stationは今年733台(12月18日現在)を達成。これまでに、NIOユーザーは550万回以上のバッテリースワップを体験している。平均すると1日20,000回という回数になるようで、この数もどんどん増えていくでしょうね。
2022年に、中国国内においてPower Swap Stationは1,300台以上、Super Chargerは6,000台以上、Destination Chargerは10,000台以上になるようです。個人的には、恐らくこれはコンサバティブな数字だと考えています。
ET7
待たせただけある、とLiが豪語するほどの出来。デュアルモーターで寒冷地でのテストドライブも実施、クッションはまるでファーストクラスのようで、とにかくクオリティに万全を期したのが伝わってきます。
2022年1月20日から注文受付、生産が問題なければ2022年3月28日から納車開始。
ET5
今回、正式に発表されたET5です。フルガラス・ルーフが目を引きます。
カラーリングは、空の色からインスパイアされているようです。内装カラーにもこだわったのがET5で、今までに無いカラーは車内の印象をガラッと変えます。
「ET5のような車は誰も見たことがないだろう」と言い切る自信。それが伝わってくるプレゼンでした。
ET5は新たなコンセプトを導入しているようで、その1つがPanoCinemaというコンセプト。まるでコンサートホールのような体験が出来る設計のようです。
NrealとのコラボでAir AR Glassを、NOLOとのコラボでVR Glassをセットアップ出来るようで…もうここまでやってるEVカーは他に存在しないので、かなり尖った存在になっています。AR Glassがあると、車内のディスプレイが不要になる世界が実現するそうです。凄い。
今日から注文受付、2022年9月から納車開始予定です。
個人的には、ET5はかなり売れると思います。ソフトウェアのアップデートも今後計画していくでしょうし、AR/VRが車体プログラムと連動するのであれば、Earth2との連携も…なんて妄想してしまうわけです。株価的には、EV業界に留まらずAR/VRのポテンシャルも味方につけるほどのイノベーションなので、ET5発売に向けて右肩上がりになるでしょう。来年早々にShort Positionが剥がれるのを期待してます。
最後に
NIOは2025年までに、世界25か国に展開する予定とのこと。そしてこのMAP画像に、日本が入っているではないですか!
中国、EU、日本、韓国、オーストラリア、米国…NIOはEVのグローバルカンパニーになります。石油メジャーのシェルと提携したのでなんとなくは想像していたのですが、まさかこんなに早く日本に進出する計画があるとは思いませんでした。
2025年ということはあと4年。経営者視点で考えると、日本と米国では既に提携先を見つけている可能性が高いです。それが生産になるのか販売になるのか想像の域を出ませんが…色んな噂が飛び交う昨今なので、良い意味で何が起きてもおかしくない状況になったと考えています。
LiveでNIO DAYに参加された皆様、お疲れさまでした。確信したのは、NIO株は絶対に手放さず、10年保有できる超優良銘柄ということです。
下記もお読み頂けると嬉しいです。