NIO DAY 2021の衝撃で興奮覚めやらぬ朝を迎えております。
昨日のまとめ記事では割愛しましたが、新発表のET5はまさにGame Changerです。このような車は、世界中どこを見渡しても存在していません。
昔、私が「NIOにこのコンセプトをあげる」と言い放った言葉を思い出していました。
「Drive Like You Live, As In Your Home」
(住むように乗る、まるで自宅にいるかのように)
まさにこのコンセプトを実現してくれたわけです(自意識過剰)。
いや、でも本当にそういう時代が来ると思ってNIOに投資したものです。Bytonにも期待していたのですが、あちらはおなくなりになられまして…
前置きはさておき、本題に入りましょう。ET5、Game Changerです。
※私は車に関しては素人なので、車体の詳しいスペック等は専門家の方が解説するでしょうから割愛します。「素人が感じるET5」という視点でお読み頂けると助かります。
「空は、いつもNIOのカラー・インスピレーションになっている」とWilliam Liが言っていたのが、すごくストーリーがあって良いなぁと。BlueSkyに関してもそうですね。世界中どこにいても、空は繋がっているのです。物凄く、平和的なメッセージ。
ET5に関しての独自カラーとして、3色発表されました。First Light Kissなんて、ロマンチックじゃないですか。あえて独自のカラーリングを施すことで、「あ、NIOだ!ET5だ!」と気づく人も増えますね。
内装のカラーリングは6色。派手なカラーリングではなく、乗っていて心地よい、落ち着いたトーンです。
車体と内装、それぞれのカラーリングで自分の好きなET5をカスタム出来るのは、楽しさすら感じます。私は現在TOYOTAのRAV4に乗っているのですが、車を買うのがどこか「作業」的な感じでした。どんな道でもそこそこ走れて、メンテナンスしやすくて…という理由だけで新車購入したわけですが、NIOのET5は車を「選ぶ楽しさ」から始まり、「所有する楽しさ」も「乗る楽しさ」も満たしてくれる仕掛けがたくさん盛り込まれているのです。(RAV4がダメと言っているわけではありません、素敵な車です)
価格も野心的。
<75kWh>
✓バッテリー付き価格:328,000元(約585万円)
✓BaaS価格:258,000元(約460万円)+月額980元(約1.7万円)
<100kWh>
✓バッテリー付き価格:386,000元(約688万円)
✓BaaS価格:258,000元(約460万円)+月額1,480元(約2.6万円)
さらに、ユーザー特典として5つ。これにはオーディエンスもざわついてました。
✓10年間の無制限保証
✓永遠にPower Swap無料
✓永遠にコネクティビティ無料
✓永遠にPower Home無料
✓永遠にロードサイドレスキュー無料
なんだかんだコストがかかってしまう部分が、全部無料!日本でここまでやってるメーカー無いでしょう…中国でも無いか。私はここでET5を超絶買いたくなってしまい、NIO APPを立ち上げるという行動に出てしまいました。
乗り換え特典として割引やNIOポイントの贈呈も。なんだか革新的なスマホの発表イベントを見ているような感覚に陥ってきました。ET5安いんじゃない?、とさえ思えてくるのです。
ファッショナブルなところだけではなく、安全性に関してもぬかりないようです。C-NCAPとEuro NCAPの5つ星基準を満たす設計になっていることも発表されました。
ちなみにNIOはES8で5つ星評価を得ています。
ドライビングモードは8種類。Sport+、Sport、Comfort、Eco、Wet、Snow、Sand、Customと走る環境に応じて選択することが出来ます。つまり、走行性能に関しても手を抜いてませんよ、と。
また、NIO Automonus Driving(NAD)も搭載し、ドライビングアシストのみならず将来的な自動運転にも対応していく計画です。
そのために、AQUILAとADAMをET5には標準搭載しました。前者はNIO独自のスーパーセンシングシステム、後者はこれまたNIO独自のスーパーコンピューティングシステムです。ますますET5が安く感じてきました。
センシングの肝となるカメラは、なんとソニー製です。暗い環境でもより良い性能を発揮することが出来るようです。ちなみにET7にも採用されているとのこと。
ADAMにはNVIDIAのDrive Orinが4枚搭載されてます。先週末NVIDIAの株を買ったので、今後が楽しみで仕方ありません。
ET5は、19のドライブアシストに対応するそうです。
インテリアですが、余計なものが一切排除されてシンプル。あれ…エアコンどこ?と思ってしまうほど、快適な空間設計になっています。ここまで洗練されるのか、と感心してしまいました。もちろん、NOMIもいます。
内装の素材として使われているのが、Clean+というサステナブルファブリック。なんと、リサイクルのペットボトル素材100%です。地球環境にも優しいET5、本当に愛おしくなってきました。
ET5を購入することで、ペットボトル100本のリサイクルに繋がるそうです。ET5の生産は、カーボンエミッション30%以上を達成するとのこと。ねぇそこのお父さん、ET5買わない人っているのかな…
Clean+を採用したシートは快適性もさることながら、オプションでベンチレーション(換気)とマッサージ機能があるそうで…こうなったら家を売ってET5を買い、寝泊まりしそうです。そのうちNIOおじさんと呼ばれる気がしてなりません。
カーテン・アンビエントライトは、「Concert-like vibe」「can dance to the music」と言っていたので、恐らく音に連動してライトの色とリズムが変わるのだろうと思います。スピーカーも一見どこにあるか分かりませんでした。
そのスピーカーに関しては、なんと23個も標準搭載されています。オプションではありません。まさにコンサートホール。Dolby Atmosがコクピット全体をカバーして、家で音楽を聴くよりも楽しい環境が実現します。
テスラのModel3ロングレンジモデルのプレミアムオーディオだと、14スピーカーだったと思います。Model Xは22個/960Wかな。音はスピーカー数では決まりませんが、NIOの本気度が伝わって来ますね。ちなみにModel Xは1,200万円以上しますからね。ET5がどれだけお値打ち価格か分かると思います。
そこに加えてAR/VRを業界初搭載ですよ、奥様。Live中に私の指がNIO APPに伸びてしまったことを、そろそろ誰も笑えなくなってきたのではないでしょうか。指が勝手に注文しかけてるわけです。私が中国在住なら、即買いしていたでしょう。
Air AI GlassのNrealに関しては、既に日本語のウェブサイトもOpenしてます。
なんと、NTTドコモがNrealのARグラスを発売する記事も発見。
KDDIも。
下記は日本語の記事。
過去にCNEVPOSTさんが記事にしてますので、ご参考まで。
AR Glassの採用は動画視聴も視野に入ってくる証拠なので、遠くない将来、NIOが映像配信をする可能性が高いと見ています。サブスク型で、NIO Pointを利用することも出来るでしょうね。映画館に行くより、ET5で映画を観る。そんな時代が来ます。これもソーシャルディスタンスを意識しなければならない時代が、NIOに味方してますよね。
NrealのAI Glassは76gしかなく、量産できるAR Glassの中で最軽量だそうです。視野性能としては、6メートル先に201インチのスクリーン、4メートル先でも134インチのスクリーンが投影できるほど、とされています。また、このAI Glassがあれば、将来的に車内にある様々なディスプレイが不要になるとWilliam Liが言ってました。会場内も、拍手喝采です。
もうダメだ…ET5が買いたいです…なんなら、2台買いたい。
さらに、VRも。NOLOに関しても、日本語のウェブサイトがあります。
下記は日本語の記事です。ご参考まで。
NIO DAY2021のまとめ記事でも少し書いたのですが、個人的にはEarth2との提携を期待してしまいます。
Earth2が取得したDroneゲームを、ET5車内で楽しめたらめちゃめちゃ楽しそうなのです。4K VRですからね。しかもEarth2はリアルの地球がベースデザインになっているので、ET5に乗って運転しなくても、好きな場所を好きな時にドライブ出来るってわけです。コンテンツの1つとして、ご検討ください(William Liに言ってます)。
まだまだ書きたいことがあるのですが、先見の明があり過ぎて妄想が激しいのでこのあたりで止めておきたいと思います。大変長い記事に最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
ET5はまさにEVのGame Changerです。これは私が言わなくても、他の多くの方が記事を書くことでしょう。そして投資家の方は安心してください、もう既にNIO株はATHを目指して発進しました。早かれ遅かれ、グローバルカンパニーとしての地位を確立するわけですから、株価はそれについていくだけです。William Liは間違いなく傑物です。
そして最後に。このNIO DAY2021の成功の裏には、ボランティアでイベントに協力したNIOオーナーの方々がいたことを忘れてはいけません。NIOはオーナーやファンとともに大きくなる企業なのです。乗る楽しみもあれば、応援する楽しみもある。私も将来、その末席に座らせて頂けたら幸せです。
I've been waiting for NIO to come to JAPAN!