NIOが日本進出を仄めかしたNIO DAYから、ちょうど半年が経ちました。光陰矢の如し、ですね。
公式には日本進出に対する詳細なコメントはまだしてないはずですが、この時の画像から「日本にもBlue Sky Comingするじゃん!」と、日本全国約300万人のNIOファンが色めきだったわけです。
今日は日本進出の際のNIO HOUSE候補地に迫ってみたいと思います。
ノルウェー・オスロのNIO HOUSE
ノルウェーのオスロにヨーロッパ初のNIO HOUSEがオープンしたように、日本進出が本気であれば日本国内にもいずれNIO HOUSEがお目見えすることでしょう。こんなハイセンスなショップは、日本でも最近見ないです。
こちらがオスロのNIO HOUSEの外観です。もともとはホテルで、その1階部分を改装したようですね。ホテルのイメージに合ったデザインに。
NIO HOUSEは、スタンドアローンである必要はないようです。
動画はこちら。
オスロのNIO HOUSEがオープンしたのは2021年、コロナ真っ只中だったため、このようにホテルの1Fを改装することが出来たのかもしれません。通常は観光客も多いエリアなので、ホテルの改装工事を行うことは大変だった可能性がありますね。
まさにピンチをチャンスに変えた芸当です。ということは、逆算して考えるとオスロのNIO HOUSEの候補地決定はもしかすると2020年~2021年年初だった可能性があります。コロナで人の往来が制限された時期です。工事期間を考えると、2020年、オープンの1年前には決定していたように思います。
立地はこのような場所。王宮が近くにありますね。
ショッピングモールや美術館、政府機関やスケートリンクがあるエリアです。割と人目に付くような場所。
日本のNIO HOUSEはどこに?
さて、日本のNIO HOUSEの候補地はどこになるのでしょうか。2025年に日本進出という計画が遅れなければ、2024年中には候補地が決定されるでしょう。あと2年あるのか、もう2年しかないのか、そんなタイミングです。
少し大胆に、NIO HOUSEの候補地を予想してみます。NIOのブランドイメージ的に合致しそうなのは、中央区と江東区だと考えています。
中央区
まずは中央区。日比谷~有楽町~京橋あたりはNIOのセンスが響きそうなエリアです。
第一生命ビルの1FにあったベンツAMGのショップが2020年に撤退して空いています。NIOから私に候補地調査依頼が来たら、候補地の1つとして迷わずピックアップするでしょう。来ないでしょうけど。
昨日通った際も、まだ空いていました。
銀座からも近く、東京駅からもすぐ。NIOが来ないなら、私が借りてNIOの車体を展示してもいいとさえ思える場所です。
いくらで借りれるのか調べようとしたところ、募集はしていない模様でした。ということは、入居が決まっていたりするのかもしれません。
余談ですが、丸の内では青空市場マルシェが開催されています。「Blue Sky」です。NIOがこれを知っているはずもありません。
江東区
次は、江東区。豊洲一択でしょう。有明とか東雲とか、絶対行かない。豊洲もあんまり行かないですが(笑)、道幅も広いのでウォーキングしやすいエリアです。
中央区も江東区も、エリア的に所得の少し高い人が集まっています。タワマンもありますし、やっぱり集客に適した場所じゃないと効果が薄れてしまいます。
個人的に豊洲がおすすめであると考える理由は、もう1つ。豊洲にはアウディがあるんですよ。
私の候補地エリアが、うまいことアウディを避けていることにお気づきでしょうか。
アウディの大人げない仕打ちについては下記の記事をご覧ください。
まぁ、別にいがみ合う必要もないのでしょうけど、売られた喧嘩は買ってもいいかな、と。舐められたままではいけません。日本市場ですし。豊洲市場ですし。どこかでギャフンと言わせたいわけです。でもきっとNIOは、そんな大人げないことはしません。金持ち喧嘩せず、ですから。
試乗のしやすさで言えば、中央区よりも江東区に軍配が上がります。中央区は運転がちょっと面倒です。そして賃料が高い。これは身を持って経験しています。
最後に
2024年までにNIO HOUSEの候補地を決定するのであれば、あと2年ほど。テスラが新宿と板橋にあるのはちょっとどうなんだろう…と思っていましたので、NIOはセンスあふれる場所にNIO HOUSEを構えて欲しいですよね。
障壁があるとすれば、日本のマーケットの規模でしょう。いかんせん、小さい。EVの市場規模も小さければ、インフラも整っていません。車体が売れなければPAYしない立地になる可能性もあります。また日本では、中国車=クオリティ大丈夫なの?というイメージが大部分を占めていると思います。EURO N-CAPでNIOの車体が5つ星を取っていることを知らない人も多いでしょう。
逆にそれがチャンスなのかもしれませんね。
「常識」になる前の段階、「未常識」のうちがチャンスだと思っています。