懸念していた「世界同時株安」になってしまいました。
昨日も米国の大型株を含め、物凄い勢いで下げ。山火事です。昨年あたりから米国株に投資している方は、目も当てられない状況ではないでしょうか。まぁ私も含み損銘柄がありますが、どっぷりBlood Bathです。
米国だけではなく、世界同時株安です。中国株などもともと下げていたのに、「まだ下がるの!!?」という感じです。足が下に付かないプールに入っているようです。
クリプトもほぼ全滅。
FRBによる金融引き締めが下落一因とされていますが、それ以外にもウクライナ問題、欧米のインフレ、エネルギー問題などが絡み合っています。全てすぐに解決可能なものではないため、下落が長期間に渡って継続しています。Twitterでも呟いてきましたが、こういう状況だと「茹でガエルの法則」で損切り出来ないのです。
キッシンダーが言っていたグレートリセットとはこのことなのでしょうか。「岸り人」とは「既死り人」のことではないでしょうか。
下記はS&P500です。年初来-16.79%です。
ダウ平均も、年初来-11.86%です。
ナスダックに至っては年初来-26.59%です。
全体的にはCovid-19ショック以降、意味不明な株高が続いてきたので大きな調整です。
今年何度か記事にしてきたVIX(恐怖指数)も、年初来+109.32%です。こういう年にはやはり年に何度も爆上げします。
今の状況をネガティブに捉える必要はなく、資金に余裕がある人にとっては間違いなく買い場です。これも過去に何度も書いてきましたが、機関投資家によるRatingはポジショントークが半分含まれているので、参考にすることは良いとしてもやはり過信するのはよろしくないことが分かりましたね。
NIOも$19未満ではSuper Buyですが、このセンチメントで投資できる人は大きく勝てると思います。ただ、覚えておかなければならないのは「これで下げ止まり」ではないということです。それだけに、資金管理は常に重要です。余裕がない方は、下げてる時には絶対に買わないことです。
冒頭の過去記事に書いた通り、今年上半期は上昇相場にならないと考えています。根拠はありません。それよりも、世界全体が胡散臭い潮流の中に入ってしまっているため、上半期どころか今年1年、相場的には良くない状況が続くとさえ感じます。今回はそのあたりには触れませんが、ロジック通りに事が運ばない時、投資脳もロジックから一度離れる必要があると思っています。
Covid-19で移動の自由を奪い、世界同時株安で一般人の資金を奪い、通貨安で保有資金を目減りさせる。